硬式野球を始めたばかりの選手へ

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

ゴールデンウィークも終わり、やっといつも通りの生活が戻ってきたという人も多いと思います。
野球をやっている選手たちにとっては連休というよりは、連日の練習で体にだいぶ疲労が溜まっているかもしれません。

この春からチームが変わり、新たに硬式野球を始めたという選手も多いことでしょう。
そうした選手たちは、この連休中にたくさんのボールを投げたと思います。
その結果、肩や肘に痛みは出なかったでしょうか?
特に中学生になったばかりの体が未発達で成長段階にある選手にとって、硬式ボールを投げるということには多少なりともリスクがあります。

軟式ボールと同じような感覚で投げていては、あっという間に怪我をしてしまい、最悪の場合これから先ずっと怪我の痛みとの戦いを強いられることになってしまいかねません。
厄介なことにこうした怪我の兆候というのは、ボールを投げたすぐ後というよりは、蓄積されていき、強い痛みを感じてき時にはすでに手遅れで、長期離脱を余儀なくされるというケースが多いのです。

こうならないために気をつけなければいけないことは、大きく分けて4つ。
まず一つ目は肩周りの可動範囲を広げることです。柔軟性を上げることで体への負担を少なくし、軽い力でボールを投げることができます。ボールを投げる前にストレッチを行うのはもちろんですが、それ以外でも十分にストレッチを行い可動範囲を広げるようにしましょう。

次に大切なことは筋力です。
投げることにそこまで筋力は入りませんが、何百球、何千球とボールを投げるとなると、ある程度の筋肉をつけて体をカバーしなければボールを投げる衝撃に耐えられず、怪我につながってしまいます。

特に肩周りと上腕二頭筋はある程度なければ、すぐに怪我につながってしまうので注意しましょう。
筋力をつけることと柔軟性を高めることは対極にあるように思われがちですが、バランスよく鍛えれば
どちらも両立させることはできます。

次に必要なのはケアです。
ボールを投げた後、しっかりとケアをしていますか?ストレッチで筋肉をほぐしたり、サポーターをつけるなどするだけでも体への負荷は変わってきます。

また冷たい水と温かいお湯に浸かるのを繰り返し行う交代浴にによって、体の回復力を高めるという方法もあるので試してみましょう。

最後に大切なことはフォームです。
どんなに良いフォームでボールを投げても怪我をしてしまうことはありますが、やはり効率の良い投げ方をした方が怪我のリスクは少なくなります。

特に軟式野球から硬式野球に変わった選手は、ボールが重くなったことで、今までと同じようには投げられなくなってしまいます。初めの頃はうまくリリースがつかめず、ボールが上に抜けてしまうことは
ありませんでしたか?

そうした選手は注意が必要です。
ボールが重いことで自然とリリースが早くなってしまい、ボールを押し出すように投げてしまっている可能性があります。
そのまま投げ続けていると怪我につながってしまう可能性がありますので改善をしていきましょう。

また下半身をうまく使えないと上半身の力だけで投げることになり、そのままそれが肩や肘への負担になってしまうので気をつけましょう。

以上のポイントに注意をして、怪我をせず存分に野球ができる状態を維持しましょう。

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