人工芝は守備が下手になる?〜内野手の守備〜

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

あなたは人工芝でプレーしたことがありますか?
高校野球では土のグラウンドが多く、甲子園も土のグラウンドですが、東京大会で使われる神宮球場、神奈川大会の横浜スタジアムは人工芝です。

また大学野球や社会人野球さらにはプロ野球の世界では、人工芝でプレーする機会はとても多くなります。プロ野球の本拠地をみても、今ではほとんどの球場が人工芝の球場となっています。大学生でも私が所属していた法政大学では、リーグ戦は全て神宮球場で行われている為、人工芝であり、法政大学の野球グラウンドも全面人工芝となっておりました。

人工芝の良いところは、土に比べて整備がしやすく、多少の雨が降っても練習ができる点があげられます。プレーをする上では土に比べてイレギュラーが少なく、打球が読みやすいです。

その為、野手としては恐怖心が少なく、比較的簡単に守備を行うことができます。
しかしそこで問題になってくるのは、人工芝でプレーをすることで守備が下手になってしまうのではないか、との懸念です。

結論から言うとこれは半分正解であり、半分間違いです。要は、下手になる人もいれば、上手くなる人もいるのです。

まず下手になってしまう理由から考えていきましょう。
守備が下手になってしまう原因は、人工芝のメリットの裏側にあります。打球の読みやすさ、という人工芝のメリットは、守備をする選手の動きとして、打球に入るまでの歩数を減らせる要因となります。土のグラウンドでは、良い選手ほど、打球に入るまでにたくさんのステップを使い、捕球姿勢に入っていきます。
その理由は、打球が飛んでくるまでにバウンドして軌道が微妙に変わったり、イレギュラーに備えて、足を多く動かしておき、軌道がズレるたびに捕球位置を微調整する為です。

もしステップが少なく、大股で打球に入ってしまったらどうでしょうか?
おそらくバウンドによる打球軌道の変化に瞬時に対応することができず、打球の正面に入れなかったり、バウンドが合わず、結果的にエラーを増やしてしまうでしょう。

では人工芝ではどうなるでしょう?
土の場合はイレギュラーや微妙な打球軌道のズレが起きやすい為、小刻みにステップを
踏む必要性がありますが、人工芝ではその軌道があまり変わらず、打球軌道が読みやすい為、手を抜こうと思えば、少ないステップでも打球に簡単に入ることができてしまいます。しかしこれに甘えてしまうと、それがそのまま守備が下手になる原因となってしまいます。

意外と知られていませんが、人工芝であってもイレギュラーはしますし、大量失点、得点に絡んだりもするのです。その事実への注意を怠りやすいので、実際人工芝でプレーするようになって、足が動かなくなり、守備が下手になっていく選手をたくさんみてきました。

人工芝でも守備が上手くなる方法はあります。
それは簡単です。手を抜かず、どんな打球に対してもイレギュラーを想定して、ステップを多く踏むことです。そうすれば人工芝でプレーを続けていても、守備が下手になることはありませんし、むしろ恐怖心がなくなる分、練習で色々なプレーに挑戦することが可能となり、プラスに働くはずです。

こちらの動画をみてください。

守備位置から実際に捕球をした位置までは大体2~3m程です。その為、手を抜こうと思えば4歩くらいで打球に入れると思います。しかし、手を抜かずにイレギュラーや打球に入るタイミングを合わせると、このように倍近くのステップを踏むことになります。
この動画では打球に入るまでに8歩くらいのステップを踏んでいることが分かるかと思います。

実際の守備ではもっと遠いところに打球が飛ぶケースもあります。
その場合は、最初は全力で打球を追うため少し大股に、そして打球が近くにつれ微調整が必要になるので小刻みにステップを踏んでいくようにしましょう。

このように足を使うように心がけていれば、人工芝であっても守備が下手になることは
ありません。最後にステップを多くするための動画を載せておきます。
ぜひ参考にしてください。

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