少年野球 メンタルを強くするには?
こんにちは!
BASEBALL FUTUREの斗光(トコウ)です。
野球のグランドに立つとメンタルが強い子と弱い子がはっきりと分かれてしまうケースがよくあります。生まれながらと言われればそれまでですが、選手がどうやったらメンタルが強くなるのかを考えていきたいと思います。
そこで今回はメンタルが強くなる為の方法を3つ紹介したいと思います!
成功体験を積む
1つ目は『成功体験を積む』です。選手に成功体験を積ませる為には、指導者側の我慢も必要になります。試合で活躍した経験は練習では得られないほど貴重なものになります。そのために試合経験を積ませる為に適材適所選手の起用法を考えなければなりません。『あの時成功した経験がある』というのが無意識でも選手の中に植え付けることができれば、失敗を恐れず自信を持ってプレー出来るようになっていくと思います。
野球は失敗のスポーツである
2つ目は『野球は失敗のスポーツである』ということを理解することです。バッターでいうならば、10打数3安打の打率3割バッターは3回の成功と7回の失敗をしています。つまり、プロ野球の強打者といわれている選手でさえ7割以上は失敗をしているのです。メンタルの弱くなってしまった選手の特徴は『失敗したらどうしよう』と心の中で思ってしまうことです。この考えが頭の中にある時点で良いプレーをするのは難しいでしょう。
また野球をする中で経験者も多いのが『イップス』です。イップスは投球障害のことで、思ったところにボールが投げられなくなることを指します。これも『暴投したらどうしよう』という不安から生じます。ですが、先ほども述べた通り野球は失敗がつきものです。暴投をしない選手なんて存在しません。誰でもしてしまうものです。ですから、野球というスポーツで失敗を恐れてる選手は野球は失敗は付き物だというある意味の開き直りをしっかりと持たて上げることが的には大切だと思います。
失敗後の立ち振る舞い
3つ目は失敗した後どう立ち振る舞うかを考えさせることです。野球に失敗はつきものと述べましたが、良い選手は失敗した後の立ち振る舞いが違います。良い選手はミスをしても常にポジティブで挽回のチャンスを伺っています。逆にメンタルが強くない選手は失敗をしたあと、また失敗したらどうしようというネガティブな気持ちに陥ってしまいプレーがどんどん消極的になってしまいます。こうなると脳内に良いプレーをするイメージが湧かなくなってしまい、結果さらなる失敗を重ねてしまうという経験がある人も多くいるのではないでしょうか?この負の連鎖を断ち切るには過ぎてしまった失敗を断ち切り次どうするのかをポジティブに考えることが必要です。フォアボールの後のバッターを三振にとる、エラーした後の打球をファインプレーで捌くなど良いイメージを持つようにしましょう。
以上の3つがメンタルを強くする上で大切な事だと思います。
我々指導者は選手に野球は失敗のスポーツであると認識させ、失敗した後の立ち振る舞いを考えさせて、挑戦することの大切さを伝えることが大事だと思います。また選手が成功体験を積める為の環境を整えてあげる事も選手にとって大切な事だと思います。