二刀流時代の到来

こんにちは!
BASEBALL FUTUREの斗光敦也(トコウアツヤ)です。

二刀流のパイオニア

二刀流選手と聞いて真っ先にあなたの頭に浮かぶのはメジャーリーグ・ロサンゼルスエンゼルスでプレーする大谷翔平選手だと思います。日本ハムファイターズに入団する際に二刀流をやることに当初は賛否両論が巻き起こりましたが今では結果で全てを見返しすっかり賛成の声ばかりになりました。当時否定的だった意見も当然理解できます。投手、野手それぞれでも結果を残すのが難しい世界で、当時まだ高卒1年目の選手が両方やって結果を出せるのかについて、疑問の声があがるのは常識から考えれば仕方がないことでしょう。ましてや投手、野手2つのポジションをやることで怪我のリスクが高まります。球界の宝になりうる存在を潰したくないという気持ちからどちらかに絞った方が良いと思う意見が出てきたのだと思います。

しかしながら大谷翔平選手はメジャーリーグという世界最高峰の舞台で投打共に結果を出しており、今年は10勝20本塁打以上の結果を残しており本当に素晴らしい選手だと思います。

大谷選手が起こした波紋

大谷選手の活躍をはじめとして今までの常識では考えられなかったことが今現実として少しずつ波紋を広げています。例えば中日ドラゴンズの根尾昂選手も入団当初は野手として出場していたにも関わらず最近では投手としても150キロを越えるボールを投げ込んで、リリーフ投手として活躍の幅を広げています。根尾昂選手の身体能力なら野手としてもこれから活躍出来るのではないかと思うので今後また野手としてプレーするのかに注目したいところです。

さらにはプロ注目選手、日本体育大学の矢沢宏太選手も現在二刀流として活躍し、注目を集めています。高校時代に二刀流として活躍する例はいくらでもありますが大学レベルになるとDH制度も導入されるため二刀流というのは珍しくなりますが先日行われた、プロアマ交流戦でもアマチュア代表として二刀流としての活躍を魅せてくれました。

二刀流は今後も増え続ける?

このように大谷選手の活躍を受けて二刀流選手の可能性が広がってきている印象があります。私は今後も二刀流選手がたくさん出てくると推測していますが、その理由としては、一選手として成功するための身体能力の高さはある程度投手も野手も共通しているからです。例えば速いボールを投げる為には瞬発力、関節の可動域、正しいピッチングフォームが要求されますがこれらが備わった選手はバッティングをさせてもかなり高い能力が備わっています。私が今まで所属したチームでもエースと言われる選手は野手並みに打球を飛ばすことができてました。これは身体能力の高さゆえのことだと思います。

二刀流をやるには怪我をしない体の強さも求められると思います。しっかりとした適性のもと、投打両方高いパフォーマンスを行える選手はどんどん挑戦してほしいなと思います。『エースで4番』漫画の主人公のような選手が現れていくことで野球の人気・魅力をさらに高まっていくことに期待したいと思います!

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