ハンガリーでのジュニア世代コーチ経験〜日本と海外の育成の違い〜

こんにちは
BASEBALL FUTUREの斗光(トコウ)です。

以前私がハンガリーで野球をしていたことについてお伝えさせていただきましたが、その頃現地のジュニア世代(Uー12、Uー10)のコーチも務めてました。その経験を元に日本と海外の育成の違いについて説明していきたいと思います。

プロフェッショナルな守備を魅せる日本の子供たち

日本の子供たちの守備力は国際的にみてとても高い水準です。日本にいると当たり前に感じる守備力は世界基準で見ると非常に高いと感じます。これには、様々な要因があると思いますが、ノックに時間を割いてる割合が多く子供たちの守備に対する意識も高いです。ハンガリーの子供たちはバッティングに対する意識は高いですが、守備に対してはまだまだ雑になってしまうことが多い印象でした。私自身もハンガリーの子供たちのプレーする姿を実際に見て指導をしているとバッティングは非常に振れてる選手が多いが、守備はかなり力をつけなければならないと強く感じました。ジュニアの監督もハンガリーの野球をもっと強くするために、守備に力を入れてましたが、それに子供たちが応えることが出来ていないのが現状です。先週ある日本のボーイズチームの練習を観させて頂いた時に、そのノックの数には驚かされました。これだけレベルの高い日本の守備力は今後とも受け継がれてさらにレベルの高いものになって欲しいなと思います。

型にはまらない育成力

日本の練習を見ていると一つ疑問が生じてしまうのが、型にはめようとしすぎていることです。例えばバッティングフォームについてです。みんな同じようなフォームでこじんまりとしてしまってる印象があります。バントやヒットエンドラン、流し打ちなど細かい野球をするのが上手であることは素晴らしいことなのですが、世界基準でみるとまだまだバッティング自体には課題があるように感じます。「バットは上から叩け」「ゴロを転がせば何かが起きる」と昔から日本で言われる言葉によって型にはまった選手が生み出されている気がします。
また日本の野球チームに多いのが指導者には絶対服従という環境が存在することです。この点に関してはハンガリーや他の欧州の国のチームでは全くみることがなく、選手のプレーに対してリスペクトを持った指導者が多いように感じました。型にはまらないジュニア世代の育成は今後の日本に必要なことではないかなと感じます。

国が違えばその育成法は変わってきます。それぞれに良い点、悪い点があると思います。大事なのは良い点は伸ばし悪い点は改善をしていくことです。海外の育成法を肌で感じられたことは指導者として大きな財産です。この経験を活かして私自身も気を引き締め、選手の育成をしていきたいと思います。

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