U18日本代表〜アジア野球の進化〜

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

先日U18アジア野球大会が終了しました。
残念ながら日本は韓国と台湾に破れてしまい、3位という結果に終わってしまいましたが、選ばれていた選手たちは、7月の甲子園予選から8月の甲子園、そして今回のアジア大会と、疲労もピークにきていると思うので、まずはゆっくりと身体を休めてもらいたいと思います。

さて今回日本が敗れてしまった韓国と台湾ですが、非常にレベルが高い野球をしていました。特に韓国は、WBCやオリンピックでこれまで幾度も激しい戦いを繰り広げてきた、アジアのライバルということもあり、負けてしまったことは残念だったかもしれません。

そんな韓国ですが今回は非常にレベルの高いピッチャーが、集まっていたようです。
日本代表は甲子園で活躍した選手が主力として戦いましたが、韓国の選手もそれに負けない好投手揃いだったようです。

しかしそれ以上に韓国の選手がすごいと感じたのは、バッターのレベルの高さでした。韓国の野球は、以前から攻撃的な野球として知られていますが、今回のU18の韓国代表の選手たちもものすごいスイングをしていました。
日本の高校野球と韓国の高校野球はどちらもレベルが高いですが、決定的な違いがあります。それは日本は金属バットを使っていますが、韓国は木製バットを使用しているということです。

今大会は国際大会ということで、木製バットを全てのチームが使用しました。
そういった点では、韓国の方が木製バットに慣れていると言えるかもしれません。
そうしたこともあり、今後日本でも高校野球で木製バットを使おうとの話が出てくるかもしれません。

もちろん木製にしたから勝てるというほど簡単なものでは無いとは思いますが、アジアのライバルがどういう環境で野球をやっているのか、知っておくことは大切だと思います。

台湾はどうかというと、こちらも近年とても力をつけてきています。
台湾の選手もどちらかというと攻撃的なスタイルで、パワーヒッターが多いイメージです。体型的に見ても日本よりもしっかりとした選手が多く、木製バットにも対応しているように感じました。

このようにアジアの野球は近年著しい進化を遂げています。
こうした進化に日本が取り残されないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか?色々な考え方があるとは思いますが、高校生までの野球では国際大会での勝利に過度にこだわらなくても良いのでは、と思っています。

勝った方が良いに決まっているのですが、それはあくまでも「結果的に」勝っていれば良いとの思いです。説明しますと、高校生の段階で国際大会に勝つために追加的に何かに取り組もうとすると、選手としてのピークを早く迎えてしまい、その先の伸び代や、本来もっと伸びるはずであった能力が伸びきらないと考えるからす。

今回日本代表として選ばれた選手たちを見ると、一見完成度の高い選手ばかりです。
ですが大学生や社会人さらにはプロ野球と比べると、まだまだ力の差があると思います。裏を返せばその分だけ伸び代があるとも言えるでしょう。そうした伸び代を年齢と体の成長とともに、徐々に伸ばしていくことで、20代半ばへ入った時に選手としてのピークを迎えることができます。

そうした選手たちがWBCなどの国際大会に出場していきます。
現に前回のWBC日本代表の平均年齢は27,7才でした。
つまり高校生の段階はまだ選手としては成長段階であり、伸び代を残しておくことが必要ということです。

今回国際大会で負けたからといって、過度な筋力強化や体力強化を、無理やり日本の今後の方針とするのは得策では無いと思います。仮にそれを行なって勝ったとしても、将来的にその選手たちの伸び代を使い果たしてしまい、本来伸びるはずだった能力が伸びきらなくなってしまいます。

今回高校生たちは悔しい思いをしたかもしれません。
ですが先ほども言いましたが彼らはまだまだ成長途中です。10年後それぞれの進むステージで成長を遂げ、WBCやオリンピックでリベンジを果たして欲しいと思います。

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