野球 抑えの投手の役割とは?

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

前回は中継ぎの役割や特徴についてお伝えしていきました。

中継ぎは
1、第2先発の役割
2、投げれを変える役割
3、ワンポイントリリーフ
の3つの役割がありそれぞれの特徴がありました。

今回は抑え投手の特徴や、役割についてお伝えしていきます。
抑え投手はクローザーと呼ばれ、プロ野球の世界では勝っている9回に登板し、試合を締めくくります。

特徴としては
・制球力
・空振りを取れる速球
・絶対的な変化球
これらを持っていると抑えとしての素質があるでしょう。

ポイントは先発のように長いイニングを投げるスタミナがいらないということです。
実際短いイニングであれば、速球が10km近く平均で上がるような投手が、プロの世界でもクローザーに転向することが多くあります。
しかし実際に小学生から高校野球や大学野球の場合、クローザーという役割そのものが浸透していない為、このような素質を持った選手は先発として使われることが多いと思います。
もしレベルの高い投手を3枚揃えることができており、連戦の大会を勝ち抜く必要がある場合、チームとしてクローザーを作るのはかなり有効だと思います。
例えば、
1試合目の先発が6〜7イニングを投げ、その後クローザーが2〜3イニングを抑える。
そして2試合目を2人目の先発が同じく6〜7イニングを投げ、その後クローザーが2〜3イニングを抑える。
このように投手を回すことができると戦力を大きく落とすことなく、大会を戦うことができます。

この場合、3枚の投手のレベルを上から順にA→B→Cとすると、
1試合目の先発をBの投手
2試合目の先発をCの投手
そしてクローザーをAの投手とすることが、最も有効な投手の起用法だと思います。
なぜならば、こうすることで全ての試合で一番良い投手を起用することができるからです。

こうした起用法は、大学などの勝ち点制のリーグ戦ではよく使われている戦い方です。
これから高校野球界も継投の流れが進んでいけば、過密日程のトーナメントを勝ち上がっていくために、現在の1人のエースが投げ抜くスタイルや2枚看板やダブルエースといったスタイルではなく、3枚の投手を用意しこのような投手の起用法を採用してくるチームが
増えてくることでしょう。

またこうした投手の分業制が高校野球で進んでくると、自ずとベンチ入りメンバーに投手が多くなってきてしまいます。
そうすると現状のベンチ入りメンバー20人もしくは18人のルールを改定し、最低でも25人のベンチ入りを認めるように
していけると良いのではないでしょうか?

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