天才ではなく秀才を目指すべき〜野球の天才とは?〜

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

天才と聞いてあなたはどのような選手を思い浮かべるでしょうか?
引退をしたイチロー選手や、現在メジャーリーグで大活躍をしている大谷翔平選手、さらには甲子園で大活躍をした選手や自分のチームにいる選手まで、様々な選手を思い浮かべることでしょう。

では実際のところ天才とはどのような選手のことを言うのでしょうか?
また天才だけがプロ野球選手になれるのでしょうか?

天才とは?
まず天才とはどういう意味かというと
(天性の才能、生まれつき備わった優れた才能)
のことをさすそうです。
ポイントは生まれつき備わったという点で、野球で言えば

・生まれつき体が大きい
・生まれつき肩が強い
・生まれつき足が速い

といった点が該当するでしょう。

しかしその才能だけではプロ野球選手はおろか、強いチームでレギュラーを取ることすらできません。
何故ならばその才能を活かす努力を誰しもしなければいけないからです。
あなたもこんな選手を見たことがあると思います。

「体が大きくてもバットにボールが当たらない選手」
「肩が強くてもコントロールや守備ができない選手」
「足は速いが走塁技術や打撃が弱点という選手」
こうした選手の場合、せっかくの才能を活かしきれていないため、その才能を活かしきるためにやはり努力をしなければいけません。

ここが野球に限らず全てのスポーツの難しいところで、この努力をできないという人が多く、宝(才能)の持ち腐れとなってしまうのです。実際
・体も大きく
・足も速く
・肩も強く
・運動神経も良い
これだけの才能を持ちながら、プロ野球選手になれないという選手はたくさんいます。

しかし反対に生まれつきは
・体の大きさも平均
・足も平均
・肩も平均
という選手がプロ野球選手になることがあります。
何故このような選手がプロ野球選手になれるのかというと、努力を怠らないという才能があったからだと思います。
よく努力の天才という言葉を聞きますが、まさにその通りで、この才能は何にも勝る武器となります。

またこうした努力をする才能は、生まれつきではなく、自分のこれからの考え方や取り組み次第で、誰でもなれるのが良いところです。
天才と似た言葉で秀才という言葉があります。
天才は生まれ持った優れた才能であり、時には本人さえ説明がつかない経緯で問題を解決できる人物を指します。秀才も同じく他人よりも優れた才能を持っている人を指しますが、それは訓練や周囲からの良い影響によるものであり、理知的に裏打ちされた高い能力をさすとされています。
つまり、生まれ持った才能がなくても、訓練や周りの人の影響次第でいくらでも秀才になることはできるということです。

イチローも天才と呼ばれていますが、実は本人は自分のことを天才とは思っていないようです。
あるインタビューでこのように語っていました。
「僕は天才ではない。なぜならば、なぜ自分がヒットを打てるか説明ができるから」
つまり天才であれば練習をしなくても、なぜかヒットを打ててしまうと思うが、イチロー選手はどうやったらヒットを打てるかを考え
それを実現可能な状態にまで練習で持ってきているということです。

もしかしたらイチロー選手の足の速さや肩の強さも一見すると生まれ持った才能のように感じるかもしれませんがその陰には様々な努力があったのかもしれませんね。


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