人工芝でのプレーの注意点part2

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

前回、人工芝のグラウンドでの注意点として
・バウンド
・芝と土の境目
・雨の時の打球
のうち、「バウンド」についてお伝えをしていきました。

前回ブログはこちら

今回は「芝と土の境目」と「雨の時の打球」についてお伝えします。
まず芝と土の境目です。

人工芝のグラウンドは、全面人工芝であってもベース周りには、スライディングができるように土の部分が存在します。
そして打球が芝から土へ移ってくる時に危険が潜みます。

芝から芝へ、土から土へのバウンドであれば、打球がある程度一定のリズムでくるので、バウンドを予測することは難しくありません。しかしながら芝から土に移るときには高い確率でイレギュラーバウンドをしてくるのです。ベース周りの土の状態によりますが
芝の切れ目に当たって高く跳ねてきたり、土の部分でバウンドしたことでいきなり沈むこともあります。

また経験があればあるほど「イレギュラーをしそうだ」というイメージが頭をよぎることで、恐怖心から打球に入る足が止まってしまいます。対処法としては、高いバウンドであればなるべく土に入る前に打球を捕球する、もしくはイレギュラーする前にショートバウンドで捕球をすることです。

また慣れてくると、土の状態を見て打球がイレギュラーしそうな部分がわかるようになってきます。そうした時は足で土をならしたり、その部分に打球がバウンドしないようなポジションどりをするという方法もあります。

いずれにしても芝と土の境目ではイレギュラーがあることを常に頭に入れて守備することが大切になるでしょう。

最後に雨の時の人工芝です。
雨の場合注意をしなければいけないのは打球の弾み方が大きく変わるということです。
特に低いライナー性の打球が飛んできた時、ワンバウンドした打球を捕ろうとすると予測よりも速く、低く打球が通過していってしまいます。人工芝だから打球が弾むからと油断をしてグローブも体勢も高い位置で待っていると、その低くて速いバウンドに反応することができず後逸をしてしまうでしょう。

こうならないために、雨が降った場合は、球足の速さに対応するためなるべく速く正面に入ること、そして低い体勢でグラブを低く構えておくことが重要です。雨の場合の球足の速さは経験した人にしかわからないと思いますが、予想以上に速く通り過ぎていってしまうので、ベンチの前で球足を確認したり、ノックやイニング間のボール回しなどでも確認をしておくようにしましょう。

夏の大会は様々な天候、様々な球場で行われます。
勝ち上がっていけばそうしたグラウンドコンディションを正確に理解することが勝敗を分けることもあるでしょう。
ぜひ人工芝で試合をするときは頭に入れておいて欲しいと思います。

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