野球が上手くなるための6箇条

こんにちは
BASEBALLFUTUREの
依田徹平です。

レッスンをする中でこれまで非常にたくさんの選手を観てきましたが、身体的な特徴や持って生まれた運動能力などとは別にいかにメンタル面や考え方が上達する上では重要かということが思い知らされます。身体も大きくセンスがある選手であってもメンタル面や考え方がしっかりとしていなければこちらが想像したほどは成長しないなと感じることもあります。逆にそうした身体やセンスは周りに比べて劣っていてもメンタル面や考え方がしっかりしていると思える選手はこちらの予想を超えるスピードで成長をしていきます。

そこで今回は改めて野球が上手くなるために必要だと思う5つの要素についてお伝えしていきます。

1,謙虚であること

まず一つ目は謙虚であることです。自信に満ち溢れていることは良いことですが、現状に満足をしてしまってはいけません。トップに上り詰める選手は常に目標を遥か先におき「まだまだ」とさらに高みを目指すことができる謙虚さを持ち合わせています。メジャーで活躍する大谷翔平選手は昨年あそこまでの活躍をしても満足せず常々「世界一の選手になりたい」と語っています。

逆に現状に満足をしてしまう選手は上ではなく自分よりも下が気になりだします。自分が優れていることを誇示してはいませんか?心当たりがある選手は一度高い目標を設定し、そこに対してまだまだ自分が劣っていることを認識し謙虚に練習に臨んでいきましょう。

2,負けず嫌いであること

実力を無駄に誇示することは良いことではありませんが、負けず嫌いであることは選手にとっては良いことです。どんな格上の相手に対しても対抗心を燃やし続け負けることを嫌う気持ちがある内は向上心も高く負けないために練習を続けることでしょう。

将棋の世界で有名な藤井聡太5冠は小さい頃は負けると悔しさでいつまでも泣いていたようです。そこまでならよく聞く負けず嫌いですが、藤井聡太5冠がすごいのは小学2年生の頃にタイトルも獲得したことがある9段のプロ棋士とイベントで対戦した時に劣勢になったところで「引き分けにしようか」と言われたことで将棋盤を抱えて泣き出してしまったそうです。

このように当時の藤井5冠からしたらどんでもなく格上のプロが相手であっても自分の負けが許せないほどの負けず嫌いだったようです。例えるなら小学生が大谷翔平やダルビッシュ投手を相手に手加減をされただけで泣き出すようなものです。

逆に負けることに慣れ始めると諦めが出てきます。「あいつには勝てない」と諦めが出た時点でその選手としての上限は決まってしまいます。どんな相手に対しても負けないという気持ちを持ち続けることができれば選手としての限界は引き伸ばされていきます。

3,素直であること

指摘された内容に対して「でも」「だけど」という言葉を発してはいませんか?意見を言えることは良いことではあります。しかし、なんでもかんでも否定から入ってしまう癖がついてしまうとせっかくの良い情報まで遮断してしまいます。次第に指摘するコーチも「こいつに話しても言うこと聞かないしな」と指摘することをやめて野放しにしてしまうでしょう。自分で全てが完結できる選手はそれでもいいかもしれません。なぜならば自分で進むべき道が見えており、分析、情報収集、修正ができるのであれば自分を信用して突き詰めていくのが一番の近道だからです。ですがほとんどの選手がそうではありません。またコーチから見放されれば結果を出し続けない限り試合に出るチャンスも減っていってしまうでしょう。

そこで大事になってくるのが指摘に対してまずは素直に話を聴き入れることです。素直に話を聞くことができると様々な情報が集まってきます。また素直に話を聴き入れることで周りの人たちも困った時にあなたの力になってくれることでしょう。

4,視野が広く分析・会話ができること

どんな天才でも我流だけでは限界があります。そこで重要なのが常にアンテナを広く張り、気になったことに対しては細部まで注意深く観察し分析をする能力です。例えばプロ野球選手の活躍を見て結果だけを見て「すごいな」と思うだけでは成長は得られません。上手くなれる選手は、結果だけではなくフォームの微妙な違いまでを観察することができます。そして自分とは何が違うのかを注意深く分析することができるので勝手に上手くなることができます。

本当に吸収が早い選手は視野が広く、周りの選手が指摘されていることまで聴いているので人の何倍ものスピードで成長をしていきます。こうした選手は先ほど伝えた「まずは素直に聴き入れる姿勢」も「分析する力」も備わっているので聴き入れた情報も全て使うのではなく自分に当てはめて上手く取捨選択ができることでしょう。

座間東中野球部

また分析力があるからこそ生まれる疑問点についてもコーチや監督さらには選手同士で会話をすることができます。コーチや監督と話す時「はい」「いいえ」だけを使ってしまってはいませんか?こうした選手に伝えた内容を理解しているか確認をしてみると大抵間違った解釈もしくは頭に入っていないことが多いです。

しかし、上手くなる選手は伝えた内容に対して、「こういうことですか?」「こういう感覚ですか?」「もっとこうした方が良いですか?」と大人相手にもしっかりとした会話のキャッチボールをすることができます。観察力や分析力がない選手はこうした会話をすることも難しく「はい」だけの返答をしてしまうのでまずは視野を広くし、周りをよく観察するところから初めてみましょう。

5,自分の未来に期待ができること

選手として大切なことはモチベーションを保つことです。成長した近い将来や遠い将来を想像しわくわくすることができる選手は自分の未来に対して期待ができており、目標に向けて目の前のことに集中して取り組もうとすることができ、モチベーションが高い傾向にあります。

逆に練習に対するモチベーションが低い選手は成功した未来を想像できていません。ただ目の前の練習をやらされているだけの状況に陥ってしまっています。「夢が叶うとしたらどんな選手になりたいか」をまずは考えましょう。「強豪校でレギュラーを勝ち取っている」「甲子園でホームランを打っている」「150km /hを投げている」そうした夢が叶った時に自分の状況がどうなっているかを想像し、モチベーションを高め目標達成のために何が今できるかを考えていきましょう。

6,夢中になれること

上手くなるためには、目標に向けて努力することやそれを継続する力が当然必要になります。努力や継続は難しく厳しいイメージがありますが上手くなれる選手はそうした努力や継続を苦にしません。なぜならば、野球をすることに夢中になっているからです。夢中とはそれに心を奪われ、ほかの事を考えない状態になること。例えば小さいころ友達との遊びやゲーム、テレビなどに夢中になったことはありませんか?そうした時は時間も忘れてそのことに全力を注ぎ、気がつけばあっという間に時間が過ぎてしまいます。

私は野球でも同じような経験がありました。近くに壁当てができる公園があり、ひたすら壁あてを行っていました。「どうやったらもっと上手く捕球ができるか?」「もっと早く持ち替えができるか?」「もっと正確にスローイングができるか?」こうしたことをただひたすら繰り返していることが楽しく夢中になっている間に2時間以上時間が経っていました。自分の感覚としては本当にあっという間で努力をしているという認識もほとんどありませんでした。

このように努力や継続の先にある「夢中」の状態まで野球を引き上げることができる選手は練習をすることが当たり前となっているのでこちらが止めるまで練習を続けてしまうでしょう。

どうしてもこうした状態になれない選手はまずは簡単な数値目標を設定しそれを達成することで野球に対するモチベーションを高めていきましょう。

指導者としてもどうしたら野球に夢中になってくれるかを考えて練習メニューを組んであげられると良いですね。

 

まとめ

現状で考え得る上手くなる選手の特徴をあげさせてもらいました。自分に当てはめてどの部分が不足しているのかを自己分析してみましょう。意外とちょっとした意識でできることも多いので、もし今できていない部分があれば今日から改善ができるように取り組んでみましょう!

 

 

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