野球の基本ルール⑦守備位置

こんにちは
新宿区マンツーマン野球レッスン
BASEBALL FUTUREの依田です。

今回も初心者向けに野球の基本についてお伝えをしていきます。
今回のテーマは守備位置です。

目次

守備位置とは

守備位置
これまでアウトやセーフ、ストライクやボールなどのルールをお伝えしてきましたが今回はそうしたプレーに関わる一人一人にスポットを当ててルールをお伝えしていきます。その中でまず知っておいていただきたいのが守備側の守備位置(ポジション)です。

9つのポジション

野球のポジション

守備側は相手の攻撃時にフィールドに立ち、ある程度決められたポジションで相手の攻撃に備えます。そのポジションが守備位置となりますがまずはその名前を知っておきましょう。
・1.投手/ピッチャー
・2.捕手/キャッチャー
・3.一塁手/ファースト
・4.二塁手/セカンド
・5.三塁手/サード
・6.遊撃手/ショート
・7.左翼手/レフト
・8.中堅手/センター
・9.右翼手/ライト

こちらの9つが全てのポジションとなります。この9つのポジションが守る細かい位置は相手打者やアウトカウントや試合展開によって多少変えることは可能です。しかし、この9人という人数を減らしたり増やしたりすることはできません。例えばサッカーであれば最大人数は11人対11人と決まっていますが一人欠けていたとしても片方が7人未満にならない限りは試合を成立させることはできます。しかし野球の場合はこの9人が揃わなかった時点で負けとなってしまうのです。

ポジション交代

試合中にポジションを変えたい場合は審判に守備位置変更を伝えることで可能となります。例えばレフトを守っている選手をセンターにし、センターを守っている選手をレフトにする。というようなすでにでている選手を入れ替える方法もありますが、試合に出ておらずベンチ(控え選手)にいる選手と入れ替える事も可能です。例えば今投げているピッチャーを交代させたいときに、ベンチの選手とそのまま交代をするということがよくあります。注意をしなければいけないのは試合から一度ベンチに下がった選手はもうその試合に出場することができないということです。バスケットボールやバレーボールの場合は選手が一度ベンチに下がってももう一度試合に出ることは可能ですが野球の場合はそれができないので選手交代は慎重に行う必要があります。

例えばピッチャーの調子が悪くて交代をさせたい時、ベンチにたくさん投手がいれば迷わず変えることができるかもしれません。しかしチームに2人しかいなかった場合そのまま投手をベンチに下げて新たなピッチャーを出してしまうと取り返しのつかないことになりかねません。なぜならばその交代した新たなピッチャーがさらに調子が悪かった場合変えの投手がいなくなってしまうからです。

こうしたリスクに備えておくには選手交代にもテクニックが必要です。例えば同じような場面でピッチャーを交代させたい時ピッチャーをファーストにポジション変更しファーストを守っていた選手をベンチに下げ、そして新たな選手をベンチからピッチャーとして出場させる方法です。これにより元々ピッチャーだった選手はファーストとして試合に出ているので新しく変わったピッチャーの調子が悪ければ再度ファーストからピッチャーへポジションを変えることができるのです。

ちなみにそれぞれのポジションには守備位置を表す番号が以下のように振られています。
・1=投手/ピッチャー
・2=捕手/キャッチャー
・3=一塁手/ファースト
・4=二塁手/セカンド
・5=三塁手/サード
・6=遊撃手/ショート
・7=左翼手/レフト
・8=中堅手/センター
・9=右翼手/ライト

プロ野球では当てはまりませんが高校野球などではこの番号がそのまま背番号として与えられることが多いです。そのためピッチャーの選手が背番号1をつけていることが多いのです。もちろん背番号は自由なものなので背番号と関係なく全てのポジションを守ることはできます。
次回は攻撃側の打順について解説をしていきます。

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