1ヶ月間何かをやり通す
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
9月も終盤に差し掛かり、季節も徐々に秋へと変わってきました。
練習は一年中行われますが、大事な試合がつづく野球のシーズンは、秋に差し掛かると最終盤です。
次のシーズンは半年後の春です。次の春、さらには夏に向けて活躍するためには、今から冬の期間がとても大切になってきます。この期間は試合が少ないため、練習や地道な練習が多くなってしまうので、一番野球が辛い時期かもしれません。
その結果、モチベーションが下がってしまいがちで、この期間に選手は2つのタイプに
分かれてしまいます。
一つ目のタイプは、春夏に向けて自分を追い込み、モチベーションを保ったまま春を迎えることができる選手です。こうした選手は一つ一つの練習に対して全力を尽くすことができるため、とても成長が早いです。
さらにこの時期は試合が少ないため、普段はできない練習がたくさんできます。
体力強化であったり、試合があったためできなかった、気になっていたフォームの改善です。この時期にしかできない練習を真剣に行うことによって、さらに成長は早くなっていくでしょう。
もう一つのタイプは、モチベーションを低下させてしまい、練習に身が入らないという選手です。春までの期間はとても長く感じます。夏に比べて暑さは和らぎますが、その分練習強度がますため、そこに辛さを感じて、モチベーションを保つことができなくなってしまうのが原因のひとつでしょうか。
しかしながらチームとしても、一選手としても、そのままでは大きな差がついてしまうでしょう。
あなたは二つのタイプのどちらに当てはまりそうでしょうか?
まずは冷静に自分を分析してみましょう。
自分は春に向けて十分やっていけると感じることができている選手は問題ないでしょう。しかし、もし今の段階でモチベーションが下がっていると感じているのであれば、気をつけたほうがいいかもしれません。
モチベーションを落としたまま春を迎えてしまい、周りと大きな差がついてしまわないように、一つアドバイスをしたいと思います。
それは何か一つ、練習の中で全力を尽くすメニューを決めることです。
それを一ヶ月やり通してみましょう。
秋から冬にかけての練習は長く、さらに春のシーズンまではとても時間があります。
だからこそモチベーションを下げてしまわないために、一日の練習の中で一つのメニューを決めて全力で行いましょう。
(もちろん全部全力でやってもいいのですが)
ダッシュ、持久走、ノック、バッティング、一つはやりきってみましょう。
そうすることでモチベーションは全体的に保たれていき、他のメニューにも取り組む
意欲が湧いてくるでしょう。
また春までそれをやりきろうと思わないことも大切です。先を見すぎてしまうと、モチベーションは下がります。
まずは一ヶ月やりきってみてはどうでしょうか?
そうして一ヶ月がたった時、もう一ヶ月続けられそうか?
さらに別のメニューも意識をして取り組んでみようか?と考えてみましょう。
ポイントは、全てを最初から最後まで全力でやりきろうとして、自分を追い込んでしまわないことです。
どんな選手でも全ての練習を全力で取り組むことは体力的にも精神的にも難しいことです。ぜひ自分を追い込みすぎず、練習に取り組んでください。