足が遅い選手ほど

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

あなたは足が速い方ですか?遅い方ですか?速いという方はこの先を読む必要はないかもしれませんが、遅いと思っている選手はぜひ最後まで読んでいただきたいと思います。

目次

足が速い選手、遅い選手

足が速いということはもうそれだけで、大きなアドバンテージとなりレギュラーをとる確率が高くなっていきます。そうした足の速い選手は大抵ダッシュをすることが好きで一本一本のダッシュで手を抜かない印象があります。それに対して足が遅いという選手はやはり走ること自体が嫌いでダッシュでも手を抜いてしまいがちです。どこか全力で走っていない感を出して言い訳をしているようにも感じます。特に小学生や中学生の選手にこうした傾向が強くある気がします。こうした状況になると両者の足の速さはさらに開いていく一方でしょう。

苦手意識や言い訳

また足が遅い選手はその苦手意識からか、足の遅さを改善させようとする努力を怠ってしまうことが多くあります。もちろん足を速くできることには限界があり、また生まれつきの才能もかなり大きいところがあります。しかし、真面目に練習を積み全力で走り続けることを怠らなければ、どんな選手であっても体格が出来上がってくる高校生ぐらいには並かそれ以上の足の速さを手に入れることができます。実際私も小学生の頃はどちらかというと野球をやっている中では足が遅い方でした。しかし走ること自体はそれほど嫌いではなく、また一本一本のダッシュを常に全力で走っていたためか、中学3年生になる頃にはチームの中でも足が速い方となっていました。最終的に大学生まで野球を続けた結果50m走では手動計測ではありますが6秒前半で走ることができていました。もちろん大学では私よりもはるかに速い選手がたくさんいました。しかし最低限の走力は持っていたため、走力がハンデとなることはありませんでした。

ですがもし私が小さい頃から走ることに苦手意識があり、ダッシュで全力で走ることを怠っていたらどうでしょうか?もしかしたら50m走では6秒後半のタイムとなりチームでも足が遅い方で走塁面でも守備範囲の面でも大きなハンデを抱えた状態となっていたかもしれません。

足を速くするための意識

「足が遅くてもバッティングがあるから良い」と思っている人もいるかもしれません。しかし年齢とともにレベルが高くなってくると打てて走れることは当たり前になっていきます。そうした時に明らかに走れない選手であった場合バッティングだけでは生き残っていくことはとても難しくなってしまうでしょう。なぜならばバッティングには好不調があるからです。足にも多少の好不調はありますがバッティングほどではありません。持ち味のバッティングが不調で足も遅く、守備範囲も狭い選手をあなたが監督なら起用するでしょうか?また実際プロ野球をみていても大柄で打撃力が魅力の選手でも大抵の選手はある程度の走力を持ち合わせており遅そうに見えて50mを6秒前半で走ったりしています。

自分が足が遅いと諦めている選手は、今から意識を改めてやれることをやっておきましょう。体型の改善、走り方の改善、瞬発力を高めるトレーニング、ダッシュを一本一本全力で行う。遅い選手であればあるほど、伸び代が大きいためこうしたことを継続して行なっていくだけでもすぐに効果が現れます。まずは50mや30mのタイムを計り自分を知り、そこから細かく目標を立てて走力強化を行なっていきましょう。



走力アップ

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