新軟式球J球・M球なにが変わったのか?

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

最近、少年野球や中学野球などで使われている軟式球に変更がありました。
今までは少年野球はC球と呼ばれる小さいボール、中学野球はB球と呼ばれる中くらいのボールを使用し、それ以上のカテゴリーではA球と呼ばれるボールが使われていました。このボールが変更され、少年野球がJ球それ以上のカテゴリーではM球ボールが使用されることと
なります。

ボールの規格の変更は実に数十年ぶりの出来事だそうです。ボールの規格の変更には様々な理由があるようですが、影響の方では、最も大きなこととして考えられるのは、バッターの感覚が変わることでしょう。

今までの軟式球は、プロ野球で使われている硬式球と比べて柔らかく、弾力性が高いものでした。そのため強く打つとボールが潰れてしまい、ファールになったり内野フライになってしまいがちでした。

特に硬式野球の経験者が軟式ボールを打つと、このような結果になりやすかったのです。
しかし、新しくなった軟式球は以前の軟式球とは違い、少し弾力性が弱まっているように
感じました。実際にボールを打ってみても、ボールが潰れてしまう感覚が少なく、比較的硬式球に近い形で打つことができました。

これにより、今までスイングが速くて、逆に打ち損じてしまうことが多かった選手は、打率をあげることができるでしょう。またそれだけではなく、軟式球から硬式球に変わった時に障害となるギャップが少なくなるのではないかと思います。

高校野球で活躍をするためにも、中学生や小学生のうちから硬式のクラブチームに所属し
硬式ボールの扱いに慣れておきたいという選手も多いと思いますが、この規格変更により、
比較的硬式ボールに軟式ボールが近づいたので中学野球でも軟式野球を選択するという方も増えるのではないでしょうか?

軟式野球を選択するメリットは、硬式球に比べればボールが柔らかく安全であること、そしてボールが軽いことで、成長途中の中学生や小学生への投球時の負担が少ないことにあります。

実際のところプロ野球選手も、投手は中学まで軟式野球をやっていたという選手が多く、日本人の体にはあっているのではないかと思います。
もちろん硬式球に早いうちから慣れておくために、硬式のクラブチームに入団することも1つの選択としては問題はないと思います。

いずれにしても大切なことは、それぞれのメリットやデメリット特性を理解した上で、自分が進む道を決めることだと思います。そうした選択の判断材料の一つとなるボールが変わったということは、野球界にとっては思いの外大きな変化であるので、知っておいて損はないでしょう。
横浜DeNAベイスターズの三嶋一輝選手の
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