これから高校野球へと挑戦する中学生たちへ

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

高校野球は夏の甲子園大会が終わり、3年生が引退していきました。
3年生の中には大学に進学し、野球を続ける選手や、社会人野球に挑む選手、さらにはプロ野球の世界へと進んでいく選手たちもいるでしょう。また野球は高校野球までで、これからは草野球や指導者の道へと進む選択をする選手も多いのではないでしょうか?

実際に高校野球を大きな節目と捉えている選手が多く、高校野球で硬式野球から引退する選手が数多く存在します。高校3年間だけではなく、小学生など小さい頃から野球を続けてきた選手にたちにとっては、やりきったという満足感や、後悔がなければそうした選択をすることは間違いではないように思います。

ではこれから高校へと進学する中学生はどうでしょうか?
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中学生の中にはシニアリーグやボーイズリーグ、またはヤングリーグやポニーリーグなど、硬式野球で野球を続けてきた選手、学校の部活やクラブチームなどで軟式野球をやってきた選手がいることでしょう。

そうした選手たちが高校では基本的には同じ高校野球という舞台で戦うことになります。今年の甲子園の盛り上がりを観てもわかるように、やはり野球をここまで続けてきたのであれば、ぜひ高校野球まで野球を続けてもらいたいと思います。

さて、既に高校で野球をやると決めている選手たちの中には、中学野球の大会が終わり、高校に向けてもう練習を開始している選手もいるのではないかと思います。4月の入学までには受験などありますが、この半年間は高校野球で活躍するためには、非常に大切な時間になってきます。

そこでこの半年間の間に、ぜひやっておいていただきたいことをお伝えします。
まず第一にやっていただきたいことは体のケアです。
高校野球は今までの中学野球とは違い、練習時間、練習日とも多くなります。
その為怪我のリスクが非常に高くなっています。怪我をしてしまうと練習に参加することができないだけではなく、他のライバルと大きな差がついていってしまいます。

今の機会に少しでも不安な箇所があるのであれば、病院などにいくなど体を万全の状態にしておきましょう。
次に大切なことは体力アップです。
先ほどお伝えしたように高校野球は練習がハードです。そのハードな練習についていくには最低限今の体力を維持しておく必要があります。

多くの選手がこの半年間の間に勉強などで体力を落としてしまい、最初の練習からついていけなくなり、心が折れてしまいます。
その結果せっかくの高校野球のスタートが出遅れてしまい、最悪の場合練習についていけずに野球部を辞めてしまうかもしれません。
そうならないためにも体力は最低限維持させ、できれば今よりもアップさせるように
しましょう。

次に必要なことは、総合的な技術レベルのアップです。
高校野球では中学野球までとは違い、年齢による身体的なハンデは少なくなっています。そのため一年目からレギュラーを取ることも不可能ではありません。
つまり3学年での激しいチーム内競争が行われるのです。

そこに勝ち抜くためには、走攻守全てにおいて平均以上の能力を備えておくことが求められます。バッティングはいいけど守備はダメ、守備はいいけどバッティングがダメ、走塁はいいけど他がダメ、これではレギュラーをつかむことはできないのです。

中学野球を引退し、チーム練習がない今の時期にこそ、そうした自分の弱点を見つめ直し、さらには長所を伸ばしておくことが大切です。この時間をどう過ごすかによって、あなたの高校野球が決まるといっても過言ではありません。

スタートから全力で走っていけるように、できる限りの万全の準備をしておきましょう。

PS
学校が決まっていない選手は、あくまでも受験勉強が優先です。
勉強をした上で余裕があるときに体を動かすなど、優先順位を決めてこの時間を過ごしてください。


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