陰の努力は陽の目を見る

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

練習の中で、新しい技術や新しいことを監督やコーチから学ぶと、最初からいきなりできる
ことは、そうはありません。しかし、時間をかけ、真剣に練習を積んでいけば、新しい技術も自分のものになっていきます。

とはいえ、習得するまでにかかる時間は人それぞれで、もともとセンスがあり、すぐにできてしまう選手もいれば、人の倍以上も時間がかかってしまう選手もいるでしょう。このように習得がはやい選手と、時間がかかってしまう選手、あなたならどちらになりたいかと問われれば、ほとんどの選手が、時間をかけずに技術を習得したいと思うことでしょう。

私も時間をかけずに、すぐにでも新しい技術を身に付けたいと思います。そのほうがさらに次のステップに進むことができるからです。新しいことを学び、それをすぐさま習得し、さらに新しいことを学んでいく、これが繰り返されていけば上達は早いことでしょう。

ですが時間をかけて技術を習得していくのも決して悪いことではありません。なぜならば、一つのことにそれだけ集中をして時間を割き、練習をするなら、その技術を完全に自分のものとすることができるからです。

勉強でもそうですが、すぐに覚えたものはすぐに忘れてしまうことが多いです。そのためセンスがあり、すぐにできてしまう選手は、最初からできてしまうため、反復練習を怠ってしまいます。その結果技術を身に付けつもりになっていても、気がつけばできないということもあるのです。

一方不器用ながらも時間をかけ努力をした選手は、苦労して身に付けた分、その技術は完璧なものとなり、一生忘れることがないほど、体に刻み込まれることでしょう。このどちらが良いということははっきりはいえませんが、早く技術が身につく選手はその技術を完璧なものとする努力が必要ですし、時間がかかる選手は周りに置いて行かれないようにする努力が必要となるでしょう。

重要になってくることはチーム練習では見えない陰の努力です。早く技術が身についてしまう選手は、そこですぐにできるようになったと勘違いせず、完全に自分のものとするために自主練習で反復練習をすることが大切です。

時間がかかる選手は、周りに置いて行かれないためにも、チーム練習では足りない時間を自主練習で補い、少しでも早く技術を習得していくよう努める必要があります。こうした陰の努力は指導者やチームメイトはにはわからず、本人にしか分かりません。

ですが、指導者もチームメイトも注意をしてその選手を見ていれば、確実にその変化には気づくものです。私も様々な選手を見てきましたが、実体験として選手は大きく2種類のタイプに分かれます。

それはセンスのある選手、センスのない選手ではなく、陰で努力をしてくる選手とそうでない選手です。どちらが良いかということはいうまでもありませんが、この両者には驚くほど
見た目に違いが出てくるのです。私も毎回自主練習をやってきたかをわざわざ聞いたりはしませんが、聞かなくてもやっているかどうかは分かってしまうものです。

おそらくそれは私が特別というわけではなく、ほとんどの指導者の方も同じなのではないでしょうか?技術アップのスピードは人それぞれですが、その取り組み方で大きく結果を変えることができるので、それを強く信じて陰の努力をして欲しいと思います!


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