競技力を向上する為に必要な3つの要素
こんにちは!
BASEBALLFUTUREの斗光(とこう)です。
野球の競技力を向上させるためには3つの要素が必要だと私は考えています。その3つの要素とは
①筋力
②柔軟性
③神経系
以上の3つです。それぞれについて今回は説明していきたいと思います。
①筋力
バットを振る、ボールを投げるなどの動作は全て力を発揮することにより行なわれます。その為野球選手にとって筋力アップすることはとても大切です。
賛否はありますが、私はある程度体が出来上がってきた高校生以上であればウェイトトレーニングを行う事を推奨します。ウエイトトレーニングは個々に合わせてメニューを作るのですが、まず初めはBIG3をお勧めします。BIG3とは、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットのことです。この3種目をやり込むことで野球に必要な筋力が得られます。
ただ、この3種目はフォームが難しいです。
我流でやるのではなく、トレーナーの指示のもと正しいフォームで行って欲しいと思います。またBIG3をやりつつ対となるトレーニングをしっかりと行わなければパフォーマンスが逆に下がったり、怪我をしてしまったりする可能性が高まるので注意しましょう。正しいトレーニング方法を知りたいという方はぜひBASEBALL FUTURE斗光までご相談ください!
②柔軟性
次に柔軟性です。ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手や千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手などに共通してみられる特徴として柔軟性の高さが挙げられます。特に肩甲骨、股関節周りの柔らかさが目立ちます。あなたもこうしたトップレベルの選手を参考にして、ただ全身ストレッチをするのではなく、肩甲骨と股関節に十分に時間を取ってストレッチを行って欲しいと思います。股関節は脚と胴体部分を繋ぎ、肩甲骨は胴体と腕を繋ぎます。この繋ぎの部分が滑らかであればそれだけスムーズに力を伝えることが出来ます。反対に肩甲骨、股関節周りの柔軟性がなければスムーズに力が伝わりづらくなります。錆びたチェーンの自転車をイメージすれば分かりやすいと思います。日々のストレッチで身体の錆び取りをしましょう。
③神経系
神経と言う言葉が出てくると少し難しそうに聞こえますが、単純に言うと『正しく身体を動かす』ということです。どんなに筋力や柔軟性があっても正しく自分の身体を操作できなければ宝の持ち腐れになってしまいます。また、怪我の多い選手は柔軟性がない場合ももちろん多いですが、この『正しく身体を動かす』ことが出来ていない場合も多々あります。自分の思い通りに身体を動かせないことにより、過度に筋肉、関節に負担がかかり怪我をしてしまうパターンです。そういった選手には神経系のエクササイズをすることをお勧めします。
今回説明した3つの要素が全て揃ってることがベストですが、まず自分のどの要素が不足してるのか判断することが大事です。例えば、柔軟性があって正しく身体を動かせるけど、筋力がない選手はウエイトトレーニングを行えば劇的にパフォーマンスが変化する可能性があります。
是非3つの要素を意識して練習に取り組んでみて下さい。