プロ野球 リクエスト制度について

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

プロ野球界では昨年からリクエスト制度が採用され、今年で2年目となり、野球を見ている人たちにとっては当たり前のものとなってきました。

リクエスト制度を知らない人のために、そのルールを少し説明すると、審判の判定に異議がある場合、VTRによる検証を求めることができる制度です。
こうしたルールはMLBでも2014年から採用されており、他の競技を見渡してもテニスやバレーボールで「チャレンジ制度」として広く知られています。

日本のプロ野球における基本ルールは以下の通りです。

・リクエストは1試合で2回まで可
(延長戦ではリセットされて1回まで可能)
・判定が覆った場合はリクエストの回数は減らない。
・リプレー検証時間は5分以内、確証が得られない場合は最初の判定通りとする。

このようになっており、今シーズンもリクエストにより多くの判定が覆る結果となりました。これにより今まで誰が見ても明らかに誤審であった判定が正しく判定され、選手としては助かったことでしょう。
また、明らかな誤審をしてしまった審判にとっても、良いことだと思います。今までは、判定は逆だったかもしれないと思っていても、後から判定を変えることは難しかったですが、判定を覆すことができるチャンスが生まれたことで、正しいジャッジをすることができ、後から批判を受けたり感情的になりがちな監督からの抗議を減らすことができたりするのです。

(私は審判をしたことがないので実際のところ審判の方がどう考えているかは分かりませんが)

ただ問題となるのは、明らかな誤審とは言えない微妙な判定へのリクエストです。やはり人間が審判をする以上、完璧なジャッジは不可能であり、その不完全さが野球の醍醐味の一つだと私は考えていますが、リクエスト制度の採用により、こうした本当に際どいプレーに対しても、肉眼ではなくVTRで判定ができるようになりました。

これにより判定の精度は高くなりましたが、こうした際どい判定が覆ることで、審判の誤審の数が増えてしまい、審判のレベルという概念が出てきてしまったように思います。

実際に審判のレベルが落ちているというような言葉もよく聞きます。
しかし、際どいプレーの判定となった時、リクエストが申請されるとそのVTRを球場にあるモニターやテレビ中継でもスローで再生がされす。

そしてそのスローのVTRを見てみても本当に際どいプレーが多く、スローで判定を行ってもアウトかセーフか判定がしづらいという場合がとても多くありました。

つまりスローでみてもわからないものを審判が肉眼で瞬時にかつ正確にジャッジすることは不可能ということです。
しかもビデオ検証は球場に設置されている様々な角度からのカメラでチェックを行いますが、審判は一つの角度からしかプレーをみることが
できません。

こうしたことを考えると審判にとって誤審はつきものであり、私たちがそれに対して審判に批判を行うことは見当違いのように思います。
最近ではAIによる審判を採用するという話もあるようですが、個人的には今のままの審判制度が続くことを願っています。

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