大学野球で伸びる選手と伸びない選手の差とは?
こんにちは
BASEBALL FUTUREの依田徹平です。
大学野球で伸びる選手と伸びない選手の差について考えていきましょう。
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大学野球で伸びる選手と伸びない選手の差とは?
高校野球も独自大会が進み各地で優勝校が決まり始めその他の都道府県でも勝ち上がっている高校が少なくなってきました。それと同時にチームが敗退したことで高校野球を引退したという選手も多いことでしょう。
高校野球を区切りとしている選手にとってはここで一旦選手としては引退という形になりますがさらにその先での活躍を目指す選手は大学野球などへ進んでいくことでしょう。特に最近は大学で野球を続ける人口が増えてきているように思います。また今回コロナの影響で不完全燃焼に終わってしまったという選手も多いはずなので大学で野球を続ける人がさらに増えるのではと思っています。
さてそうした大学で野球を続けようと考えている選手はぜひ大学の舞台で活躍をしてもらいたいと思いますが
大学で野球を続けたからと言って必ずしも全ての人が上手くなるとは限りません。むしろ下手になってしまう選手もたくさんいます。
実際にドラフト候補の高校生が高卒でのプロ志望を回避し大学の4年間を経てプロを目指すというケースがよくありますがそのまま埋もれていってしまうケースの方が圧倒的に多いです。そうして4年後に「高校の時にプロにいけばよかった」と後悔してしまうこともあるでしょう。
また逆に高校では無名の選手だったにもかかわらず大学で一気に才能が開花し一躍ドラフト候補にまで上り詰めてしまうという選手も存在します。この大学で成長できる選手と伸び悩んでしまう選手の差はどこにあるのでしょうか?
環境に左右されないメンタル
まず大切にしなければならないことは良い意味で環境に左右されないメンタルを持つことです。高校から大学に変わるといったチームによってスタイルが大きく変わってしまいます。高校時代の半強制的な厳しい練習から一変して自主性を重んじるチームに入れば解放された喜びから自由を謳歌してしまう選手もいることでしょう。当然こうした選手はいくら高校時代に名を挙げていても大学で再び活躍することはありません。
実際に高校で日本代表に選ばれるような投手が大学に入り球速が落ちてストライクも入らなくなってしまうという例を何回もみてきました。
逆に自由を手にしたことで自分のやりたい練習に集中できると考えることができる選手は例え設備が整っていなくても才能を開花させる可能性を持っているでしょう。そうした選手はレベルの高いチームメイトに囲まれると良い刺激を与えられ一気にドラフト候補へと駆け上がっていきます。
フィジカルの成長ピークを大学野球で迎える
またそうしたメンタル面だけではなく体の成長が高校時代は追いついていなかったという選手が大学生になり身体的な強さを手に入れたことで才能を開花させるというケースもよくあります。
体の成長は個人差があるので大学生くらいまで身長が伸びるという選手もいます。身長が止まることで骨の強度も高まり力強さが生まれることもあるので高校でやっと身長が伸び始めたくらいの選手はこれから選手として伸び盛りかもしれません。
技術的にも野手は木製バットに変わることで変化がありますがまずはこうした基本であるメンタル面とフィジカル面の影響で良くも悪くも今後の成長が決まっていくので是非参考にしてみてください。