成長する選手の共通点は〇〇!

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

選手としての現役を引退し、その後、指導者として野球と関わっているという方も多いかと思います。私も5年以上前に現役を引退し、今は指導者の一人として活動をしています。

こうして指導者として選手をサポートする側に回ってみると、今まで選手として野球をしていた頃には見えなかった部分が、色々と見えることがあります。

その一つがサポートする選手それぞれの成長の速さです。

ここでいう成長とは、選手の体格的な成長とは関係なくあくまで技術的な成長を指します。

もちろん、ある程度体格的にも身体的にも成長をしなければ身につかない
技術もあるのですが、大まかに同じくらいの体格、身体能力を持っている
選手にも関わらず、どんどん上手くなっていく選手とそうではない選手がいます。

成長のスピードは、その選手それぞれだと言ってしまえばそれまでですが、
やはり野球を練習をしている以上、どの選手もうまくなりたいと思っているはずです。

では「差」はどこから生まれてくるのでしょうか?

指導者の立場から見ると、成長が速い選手にはある共通点があります。
それはアドバイスをちゃんと聴いているということです。

「それだけ?」と疑問に思うかもしれませんが、本当にそれだけで差がついていってしまうのです。

ただしここでいう「アドバイスを聴く」ということには段階があります。

全く話を聴いていないのは問題外の0段階として、まずは話を聞いている
というのが第1段階です。

これはそのままの意味で、監督やコーチに言われたことをとりあえず聞いているというレベルです。

ここまではできている選手がほとんどだと思います。

この次の第2段階にいくと、その選手はアドバイスを聴き、その意味を理解しようとするというレベルになってきます。

ただ話を聞いているだけでは、正直にいうと全く意味がありません。

話を聴いてその意味を自分で理解しようとして初めてアドバイスの意味があるのです。

ここまでできてくると、その選手は成長が周りよりも速くなっていくでしょう。

しかしさらに成長が速い選手がいます。

そうした選手は、まずアドバイスを聴き、その意味を理解し、それをすぐに実行に移し、そして同じことを2度指導者に言わせない

ここまでをセットでやってきます。

できるようになるまで根気強く選手に同じことをいうことがコーチとしては大切かもしれませんが、指導者からすれば、おそらく言われたことをしっかりと意識している選手と、意識していない選手の差は歴然なのではないでしょうか?

まさにその意識の差がそのまま成長速度の差となってあらわれてくるのです。

高校生にもなると、そうした意識の高い選手が多くなって来ると思いますが、小学生くらいの選手では意識には差が出てしまうでしょう。

これは仕方のないことと思うかもしれませんが、最後に困るのは監督、コーチではなくその選手自身です。

小さいうちから、そうした成長するためのアドバイスの聴き方を選手に伝えることができれば、たとえ今はまだ体格的に恵まれていなくても、中学校、高校と成長する中で、体も成長していき、技術と体が整い、才能が開花して行くことも考えられます。

その時のためにも、こうした聴く能力を選手に身につけさせてあげることも
指導者として大切な役割だと思います。

PS
「話をしっかり聴け」
というだけでは選手には伝わらないと思うので、それを選手にうまく伝えることが何よりも難しいです。どうすれば選手にそれが伝わるのか?
ぜひ一度指導者の方は考えてみるのも良いかもしれません!
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