汗と体重

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

そろそろ暑い夏が近づいてきました。夏が迫ってくると注意をしなければいけないことがあります。
それは熱中症や脱水症状です。
まだまだ5月ではありますが、油断をしていると5月でも熱中症になってしまうことは、ありますので注意が必要です。

熱中症の予防で最も気をつかうべきことは水分補給です。人間の体の50~60%は水でできているため、汗によって水分が抜けてしまうと、体が動くために必要な水分が不足してしまうため、脱水症状を起こしてしまう可能性もあります。実際激しいトレーニングなどを行うと、体重の2%が水分によって失われると言われています。

つまり75kgの選手であれば、激しいトレーニングを行い、汗をかくと1.5kgほどが体重から引かれてしまうのです。このまま水分補給をしなければ非常に危険な状態になってしまいます。

こうした水分不足の状態で、次の日も同じような練習を続けて汗をかき続ければ、体調を崩してしまうことは想像に難くありません。水分は食事にも含まれてはいますが、汗で失った分、しっかりと給水を入れることで、体重を保つことも大切になってきます。

選手一人一人の体調を管理することは監督やコーチたちだけでは難しいことです。
そのため選手一人一人の意識が大切になってきます。簡単にできる取り組みとして、練習前に体重を計り
記録しておき、練習後汗をかいた後にもう一度体重を計ります。

そこで1.5kg~2kg体重が軽くなった選手は、トレーニングによって脂肪が燃えて痩せたわけではありません。先ほども言った通り、ここで減った体重のほとんどが身体中の水分です。その日のうちに体重が元に戻るように、水分補給をしておくだけでもある程度熱中症や脱水症状のリスクを下げることに繋がるでしょう。

これからの時期、体重を維持をすることも難しいところですが、夏に向けてパフォーマンスをあげたければ、むしろ体重を増やすことが必要な選手もいることでしょう。そうした選手は食べるだけではなく、適度なタイミングでの水分補給も重要になってきます。

また、保護者の方も、選手の体重には気を配り、あまりにも体重が減ってしまう選手には十分に注意をして見てあげるようにしてください。これから夏にかけて、徐々に気温が上がっていき、9月ぐらいまでは
連日暑い日々が続くことが予想されます。十分注意をして乗り切っていきましょう。
セミナー動画一部を公開↓

フルバージョンは友達追加でご覧いただけます。
下記より友達追加をお願いいたします!

公式LINE友達追加