あなたのベスト体重は?

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

高校野球などでは、昨今、体重を増やすことでパフォーマンスをあげるという考え方があります。確かに体重を増やすことで打球が飛びやすくなったり、速球が速くなったりすることはあります。しかし、もちろんそれが全てではなく、体重の中の筋肉の割合もとても大切です。

また体重を増やせば増やすほど良いというわけでもなく、体重を増やしすぎたことで走塁や守備に支障が出てしまう場合や、足腰にかかる負担が増えることで、怪我するリスクも高くなってしまいます。(単純に体重が増えたから足が遅くなるとは限りません)

そこで大事なことは、自然な成長が止まった高校生、大学生では自分のベスト体重を知ることです。体に個人差があるように、体重にも個人差があり、自分にとってのベストがあるものです。そして、フォームは何も変えていないはずなのに、体重が変わったことで球速が出なくなったり、飛距離が出なくなったりといったことが時々起こります。

このとき自分の調子がよかった時の体重を知らないとどうでしょうか?好調時との体重の比較ができないですから、もしかしたら無駄に体重を減らしてしまったり、あるいは反対に体重を増やしてしまい、逆効果になってしまうかもしれません。

だからこそ自分の体重を常に把握し、自分のパフォーマンスが高い時の体重がどれくらいなのかを知っておき、調子のブレをなくす努力をする必要があるのです。最初に話したように、同じ体重でも筋肉量の違いなどもパフォーマンスに影響してくるので、体重を管理するだけではなく、どれくらいの強度の練習を行い、どれくらいの食事をすればベストの体重でベストの筋肉量となるのかも知っていると良いと思います。

小・中学生の場合はそうしたことを考えるよりも、まずは栄養の偏りなく適度な食事を摂ることで体を成長させることが大切です。無理に食べ過ぎることで消化しきれず、逆に成長期を逃してしまうこともあるようなので注意をしましょう。

いずれにしても野球選手にとって自分の体はとても大切なものなので、まずは自分の体重を常に測って記録することを心がけましょう。

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