野球の基本ルール④フェアとファール

こんにちは
新宿区マンツーマン野球レッスン
BASEBALL FUTUREの依田です。

今回はフェアとファールについて解説をしていきます。

目次

フェアとファール

打者が打った打球はフェアゾーンもしくはファールゾーンのどちらかに飛んでいきます。ファールと判定された場合はストライクカウントが増えた上でもう一度打席に立つことになりますがフェアゾーンに打球が飛んだ場合はプレーが続くためバッターは一塁へと走り、守備側はバッターランナーをアウトにするためにゴロやフライをさばく必要があります。例えばこの時、打球がゴロで外野まで抜けていけばバッターランナーが一塁に到達するよりも早く一塁へボールを送ることが難しくなるのでヒットとなりランナーが一塁へ残った状態で次のバッターが打席に立ちます。(この時アウトカウントは増えません)

さて、ではどのような打球がファールと判定されどのような打球がフェアと判定されるのかを考えていきましょう。

ファールライン

まず知っておいて欲しいのはファールラインです。ファールラインはホームベースから1塁、ホームベースから3塁に向けて記され外野までフェンスまで伸びている2本の線です。このファールラインで囲まれた内側がフェアゾーンとなりそれ以外はファールゾーンとなります。簡単に言えばフェアゾーンに行った打球がフェアと判定され、ファールゾーンに行った打球がファールと判定されるのですが例外はいくつかあります。

ゴロで外野に打球が到達した場合

フェアとファール

外野に到達する前の1塁ベースもしくは3塁ベースよりも本塁よりで一度バウンドをして外野に打球が飛んで行った場合最初にバウンドした場所がフェアゾーンであっても三塁もしくは一塁を通過する時にファールゾーンを通過した場合はファールになってしまいます。ですが逆に言えばこの時フェアゾーンを通過していればその後ファールゾーンに打球が転がっていってもフェアの判定は覆りません。

ファールゾーンからフェアゾーンに打球が転がった場合

フェアとファール

最初にファールゾーンに転がった打球の軌道が変わりフェアゾーンに入ってきた場合はそのままフェアの扱いとなりますが、1塁ベースまたが3塁ベースを超えてからフェアゾーンにきた場合はファールとなります。

野手が打球に触れた場合

フェアとファール

野手が打球に触れた場合は触れた位置がフェアゾーンかファールゾーンかで判断をします。そのためフェアゾーンで捕球を試みてグラブにボールを当て、その後弾いて打球がファールゾーンに転がった場合でも最初にボールに触れた位置はフェアゾーンなのでフェアになります。

ファールラインの境

ファールの境

打球を上から見た場合ファールラインの内側つまりフェアゾーンの打球はフェアとなります。またライン上もフェアの判定となります。さらにボールの大半がファールゾーンにかかっていても一部でもボールがファールラインにかかっていればフェアの判定となります。

ノーバウンドで外野に打球が飛んだ場合

フェアとファール

外野に到達する前の1塁ベースもしくは3塁ベースよりも本塁よりで一度もバウンドせず外野に打球が飛んで行った場合は最初に打球が落下した地点がフェアゾーンかファールゾーンかで判断をします。ゴロの場合と違うのは打球が内野を通過する時にフェアゾーンを通過していてもフェアになるとは限らない点です。

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