20分後に記憶は〇〇%失われる
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
人はとても忘れやすい生き物です。
覚えたつもりになっていても、少し時間が立ってしまうと、そのことを簡単に忘れてしまいます。
もし仮に記憶を保つ方法があるとすればどうでしょうか?
監督やコーチに言われたこと、試合で失敗してしまったこと、新たに覚えた感覚、それら全てを覚えておくことができるので成長は早くなることでしょう。
記憶を保つのは才能ではなく、あるテクニックが重要なのです。
そのテクニックさえ知っていれば、誰でも簡単に記憶を保つことができるのです。
20分後には42%忘れている
人間がどのようなペースで記憶を失っていくのか、科学的に研究が行われています。
そのペースはまず20分後に言われたことの42%を失ってしまいます。
つまり20分後には約半分の58%しか頭に残っていない状態になってしまうのです。
そうしてそのままにしておくと一日、一週間、一ヶ月と経つうちに、ほとんどの記憶を失ってしまうのです。
このようにして段階的に失われていく記憶は短期記憶と言われます。
短期記憶は脳が必要のないものと判断しているので、すぐに忘れてしまいます。
反対に必要のあるものと脳が判断すれば、短期記憶から長期記憶へと移行し、長い間記憶を保っておくことができるようになります。
では脳に必要があるものと判断させるにはどうすれば良いでしょうか?
それが復習です。まず20分後の段階で1度復習を行います。
これにより記憶は再び蘇ります。そうしてその次は1日後にもう1度復習を行います。
その次は一週間後そして一ヶ月後、このようにして記憶を短期間に復習していくことで、脳はこれが必要な記憶であると判断します。
その結果長期記憶となり、忘れにくい情報=知識となります。
では普段の生活でどのようにこれを使うことができるでしょうか?
そこで活用すべきなのは野球ノートです。
野球ノートを書いている人は多いと思いますが、書くだけで終わってしまってはいませんか?
もちろん書くという行為をすることでまず1回目の復習が行われますが、そのままにしておけばすぐにその情報は失われてしまいます。
野球ノートにはたくさんの大切な情報が眠っています。書くだけで終わりにせず、しっかりとすぐに引き出せる知識として保つために書いた内容を定期的に見直すようにしておきましょう。
そうすることによって、同じ失敗を2度としなくなったり、サインミスなどをしなくなったりすることにつながるでしょう。
あなたも記憶の性質を理解し、うまく自分の知識を増やして、プレーに生かしていきましょう。
PS,この記憶法は野球だけでなく勉強にも使えます。
授業を聞いてわかった気になって終わるのではなく、1日の終わりに少し授業内容を復習するだけでも大きく成績は変わっていくでしょう。