可能性を閉ざしてはいませんか?

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

野球をやっているあなたへ
あなたのポジションはどこですか?
ピッチャー
キャッチャー
内野手
外野手
次に
あなたの打順は何番ですか?
1番バッター
2番バッター
3番バッター
、、、、、
このように
野球にはポジションと打順というものがあります。
そこにはそれぞれ役割があり、その役割をしっかりとこなしていくことで、試合に勝つことができるようになります。
当然練習もその役割を試合でこなせるように、それぞれが意識をして練習をしていくことが大切になってきます。

しかし、そのポジションは、本当にあなたが守りたいポジションや打順でしょうか?
高校生ともなれば、ある程度役割を理解し、そこに徹していくことも必要でしょう。
それが小学生や中学生となると話は別です。
なぜならば、可能性は学年が低くなればなるほど広がっているからです。
例えば、小学生のころ身長が低かった選手が、高校生になると周りよりも身長が高くなっていたということが良くあります。

当時は背が低かったため守備ではセカンドなどをこなし、打つ方では下位打線やつなぎ役の2番バッターとして活躍していたため、セカンドや2番バッターとしての練習をしていたかもしれません。

高校生になって背が伸びてくると、どうでしょうか?
大きい体を活かして、身体能力の高さが問われるショートやピッチャーに挑戦するチャンスが出てくるかもしれません。
打順では長打を狙えるクリーンナップを打てるかもしれません。

しかしそんな時に小さい頃から染み付いたつなぎ役のバッティングや、セカンドの動きを簡単に変えることができるでしょうか?
そこにはそれなりの勇気とかなりの努力が必要になってくるでしょう。
つまり小さい頃から
「このポジションでこの打ち方」
というような型にはめこんだ練習をしてしまうと、将来的な選手としての可能性を閉ざしてしまうことになりかねないです。

ある有名な話があります。
駒大苫小牧高校で甲子園で活躍しプロ野球、メジャーリーグと活躍をしている田中将大投手(現ヤンキース)、今ではピッチャーとして大活躍をしていますが、実は小学生の頃はキャッチャーをしていたのです。
キャッチャーとピッチャーの投げ方は全く違います。
それはキャッチャーは盗塁を阻止するために、小さいモーションで素早く送球をしなければいけないからです。
そのためキャッチャーをする選手は、小さい頃からそうした投げ方の癖が身につきます。しかし当時の指導者の方は、田中選手にそうした「キャッチャー投げ」の練習をさせませんでした。

それはこれからどんな選手に成長するかわからない田中選手を、型にはめてしまい、
可能性を狭めることをさせたくなかったからでしょう。
結果的に、中学校や高校生でピッチャーとして活躍をし、今ではヤンキースでエース級の働きを見せています。

もし小さい頃にキャッチャーとしての練習ばかりをさせていたら、どうなっていたでしょうか?
もしかしたら今の田中選手はいなかったかもしれません。
これと同じことが全ての選手に言えます。
今のチーム事情でファーストを守っている選手も、これから成長していけば、別のポジションを守る機会があるかもしれません。

特に打力に自信がある選手に多いのですが、バッティングばかり練習をしてしまい、
ファーストしか守れないということがあります。しかしレベルが上がってくれば、打力がいい選手はいくらでもチーム内に出てくるでしょう。
そうした時にファーストしか守れない選手にチャンスが回ってくるでしょうか?

間違いなく他のポジションを守れた方がチャンスは多く回ってくるはずです。
だからこそ小さい頃は、全ての選手にショートやセカンドまたはピッチャーやキャッチャーなど、色々なポジションに挑戦をしてもらいたいと思います。

そうすることがあなたの可能性を広げることに繋がっていきます。
ぜひ一つのポジションにこだわり過ぎず、色々なポジションの練習をしていきましょう。
PS
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