思考は現実化するpart2

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

前回は思考は現実化する、というテーマで、思考が変わらなければ行動が変わらず、行動が変わらなければ結果も変わらない。だからこそ、目標を現実化するためには、考え方や思いの部分である思考を変えなければいけない、とお伝えしました。

今回はより分かりやすく、また具体的にこのテーマについてお伝えしたいと思います。

まず思考を現実化するまでのプロセスを、以下の4つに区切って考えてみます。

思考→行動→習慣→結果

それを踏まえた上で話を進めていきます。

プロ野球選手やレベルの高い選手と話す機会があると、よくこうした質問をする人がいます。
「どんな練習をすれば上手くなれるのですか?」
もちろんこれはいい質問です。
実際に上手い選手から練習方法を聴く機会は滅多にないので、良い刺激となるでしょう。

しかし、その練習方法が例えば「1日も欠かさず毎日、素振りを1,000回すること」
だったらどうでしょうか?

やれば上手くなることができると分かっていても、実行に移すことができる人は
少ないのではないでしょうか?

なぜ行動できないのかというと、行動に移す前段階である思考の部分、目標を達成しようとする思いや熱量が足りておらず、練習に対する優先順位が低いからなのです。

この思考の部分の「目標を何としても達成しよう」とする熱量が足りていなければ、いくらプロ野球選手に練習方法を聞いても意味がないのです。

だからこそ、もしこのようにプロ野球選手などに質問をする機会があるのであれば、先ほどお伝えしたプロセスの行動の部分である練習方法だけを聞くのではなく、ぜひ、どういう思いで厳しい練習を乗り越えてきたのですか?
といった思考の部分を聞いてみましょう。

おそらくプロ野球選手になるような人たちは、そうした思考の部分が素晴らしく、
目標を達成しようとする熱量がとても高いので、どんなに厳しい練習でもそれを努力と思わずに、当たり前のようにこなしてしまうでしょう。

このように努力することは彼らの頭の中の考え方にとっては当たり前のことなので、仮に他のスポーツをやったとしても一流になっていたことでしょう。

ここまで話をすれば練習方法ではなく、いかに考え方を変えるかが大事ということが伝わったのではないでしょうか?

思考とは優先順位です。そして思考を変えるとは優先順位を変えることです。
遊びよりも野球、楽をすることよりも野球、もちろん学生にとっては学業が一番優先ではありますが、メリハリをつけてあらゆる誘惑と戦いながら、野球の優先順位をあげていきましょう。

そうすれば必ずあなたの「行動」は変わっていきます。
そしてその思いが変わらなければ、その行動はあなたにとってはやるのが当たり前の「習慣」となるはずです。習慣にまですることができれば、自ずと「結果」は変わってくるでしょう。

練習方法や技術的なことに目を向けるのはわるいことではないですが、今一度どういう思いで野球を続けているのか?野球をやる上でどんな目標があるのかを考えてみてはいかがでしょうか?

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