インプットとアウトプット
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
あなたはインプットとアウトプットという言葉を聞いたことがありますか?
インプットとは、一般的に、何か情報などを自分に取り込むことを指し、アウトプットとはその逆で、自分が情報などを外に出していくことを指します。
「インプット」と「アウトプット」をうまく使うことによって、野球の上達に繋げることができるのです。
野球が上手くなるには、色々な野球に関する知識を吸収して、自分のものにしていくことが必要です。
ここで重要なのは、知識を完全に自分のものにすることです。
野球に関する知識の本や動画を目にする機会があなたもあると思います。
そうした知識を集めることはもちろん大切なことで、これが「インプット」にあたります。
しかし大切なのはその知識を自分の技術として完全に習得することです。
つまり、知識だけが増えても自分の技術にならなければ野球が上手くなったとは言えないです。
あなたは大丈夫ですか?
動画や本だけで知識を集めて満足をしてしまってはいませんか?
「インプット」して、手に入れた知識を自分のものにするには何が必要なのでしょうか?
それが「アウトプット」です。
野球の場合、アウトプットは練習にあたるでしょう。
多くの選手がせっかくインプットした新しい知識を自分の技術とするために練習しようとせず、いつも通りの練習をしてしまうのです。
当然ですが、これでは上達をすることはできません。
手に入れた知識をそのままにせず、必ず練習をして体を動かし、アウトプットしていきましょう。そうすることでしか技術を習得できません。
実はこれは勉強でも同じことが言えるのです。
勉強は新しい知識を常に取り入れていき、それを記憶として蓄積していくことが大切です。この記憶をするコツがインプットとアウトプットなのです。
人間の記憶のメカニズムはまず情報をインプットして頭に取り入れます。
しかし、そのままにしておくと、24時間で取り入れた情報の半分以上は記憶から消えてしまうのです。
さらに一週間、一ヶ月と経ってしまえば、情報のほとんどは頭に残ることがなく忘れ去られてしまうでしょう。
この記憶を定着させるのに必要なのが「アウトプット」なのです。
取り入れた知識を24時間以内にもう一度自分の頭の中で思い出してみたり、ノートに書き写してみたり、もしくは誰かに話してみたりしてみてください。
こうしたアウトプットを行うと、24時間経っても記憶がしっかりと定着します。
また1週間以内にもう一度同じようにアウトプットをしてみましょう。
そうすることで記憶は定着していき、忘れなくなるのです。
この記憶のメカニズムがあるからこそ授業の前に予習を行い、授業を受け後に復習を行うことが大切と言われるのです。
野球の話に戻すと、毎回同じミスをしてしまう選手や、全く成長がみられないという選手は、その技術や知識が定着していないことが原因です。
技術や知識を定着させるにはアウトプットが必要です。
技術や知識を本気で習得したいと思うのであれば、できなかったことや、これから身に付けたい技術を頭の中でイメージするだけでなく、体を動かしてアウトプットしていくようにしましょう。