指導者が選手に一番やってはいけないこと

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
野球を本気でやりたいと思えば、小学生であろうと、中学生、高校生であろうと、チームに所属することになると思います。
チームには監督やコーチが必ずいるので、そこで選手と指導者という関係が初めて生まれます。

指導者はそのチーム内の役割に応じて、選手へ練習の指示や技術的な指導を行います。
そうした指導を受けて選手たちは成長をしていくのですが、その指導は指導者の考え方や、選手自身の特徴や、野球に取り組む姿勢によっても変わってくるものです。

そんな中でも、指導者がこれだけはやめた方がいいと思うことがあります。
それは選手のやる気を下げてしまう発言や行動です。

コーチの発言や行動に左右されて、やる気を無くしてしまうような選手はいらない、と厳しい意見もあるかもしれません。しかし大人の社会においても、優秀な社長や上司の人ほど、部下に対しては何かを教えるというよりも、やる気を引き出すことやモチベーションを低下させないことを重視しているようです。選手と指導者の関係は上司と部下の関係ではありませんが、どこか近いところがあるのも確かです。

なぜやる気を下げてしまうと、よくないのでしょうか?
それはやる気がなければ自主性は生まれず、選手の本気で上手くなろうという気持ちを引き出せないからです。
やる気が低くても、強制的に練習をやらせればチームは強くなるかもしれません。
しかしそこに本当の強さは生まれませんし、強制的にやらせるには限界があります。

やる気の低い集団にきつい練習を指示したらどうなるでしょうか?
選手の数だけ指導者がいることはまずありえませんので、全員に目が行き届かず、練習に手を抜いて取り組んでしまう選手が生まれてしまうでしょう。また残念ながらそのような選手たちが自主練習をするとは到底思えません。

やる気のある集団であれば、指導者が指示を出さずとも自ら目標達成のために厳しいメニューを組み、練習後も指導者がいない中、自主練習を続けていることでしょう。

実際にどのような発言や行動が選手のやる気を下げてしまうのでしょうか?





一言でいうことは難しいですが、あえていうならば、自分が選手の立場となった時、言われてやる気が下がりそうなことは控えるべきでしょう。暴力などは論外ですが、物理的な力の行使がなくても、選手のやる気に関わる色々なことがあると思います。
私も気をつけてはいますが、メンタルにかかわる発言をする前には、感情的にならず、一度頭で考えてから発言するのが良いかもしれません。

PS.もちろん考え方は人それぞれなので、人によってこれがダメだという基準が違ってくることもあると思います。
何れにせよ、不適切な表現を選手の為だとの正当化で思考停止して、結果的に自己満足の発言の山を作るようなことは避けるべきです。

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