監督をするなら?〜学童野球編③技術と測定とモチベーション〜
こんにちは
BASEBALL FUTUREの
依田徹平です。
学童野球の監督をするなら第三弾
前回までは
①選手集め
②運動神経を高める
というテーマでお伝えをしてきました。
今回は技術の共有とモチベーションについて考えていきたいと思います。
さて、今回は技術と測定とモチベーションについてお伝えをしていきたいと思います。
運動神経を生かして技術を習得
前回お伝えした、運動神経を高めるトレーニングを基礎として積み重ねていけば習熟度に差はありますが5,6年生になる頃にはある程度の運動神経が備わっていることでしょう。ある程度の運動神経が備わってきたら今度は野球の技術に関する課題をいくつか作って運動神経と同じように検定を行なっていきましょう。
バッティングと守備について簡単な課題表を作ってみました↓
捕る投げる打つといった技術項目をそれぞれ5段階のレベルで評価しそれがクリアできるように練習時間を与えチェックを行なってあげます。チェックシートなどを選手それぞれに作成してあげることで子供たちは喜んで自主練習に取り組んでくれることでしょう。
高度な技術ではなく単純な動作ばかりですが全てレベル5までクリアできれば①ティーやフリーバッティングでは空振りせず②ティーでの飛距離も50mほど飛ばすことができ③ゴロの打球も送球もある程度ミスなく捕ることができ④ショートバウンド、逆シングル、ランニングキャッチ、捕球姿勢、ランニングスローができ⑤50m以上遠投ができる選手になっているので小学生としては十分なスキルではないでしょうか?
またここには載せませんでしたが球速やコントロールをテストする項目やフライをキャッチする項目があっても良いかもしれませんね。
もちろん一つ一つの項目に対して簡単な見本動画を作成してあげることで選手がいつでも見本をみられるようにしておくことも重要です。
身体能力測定を実施
運動神経や野球の技術だけではなく月に1回は身体能力の測定も行うようにしましょう。
測定項目は
・50m走,30m走
・柔軟性
・身長・体重
・握力
・遠投
・球速
・スイングスピード
技術項目とかぶるところもありますがこちらで一緒にまとめて測定してしまっても良いと思います。
成長を実感することがモチベーションに
野球の練習は少年野球からプロ野球までアップ、キャッチボール、ノック、バッティングが基本の練習になります。こうした練習はとても大切ですがなかなか上手くなったかどうかを実感しづらいものばかりです。そのため子供達にとってはモチベーションを下げる原因にもなってしまうのです。
ですがこうした測定を定期的に実施することで現在地を知ることができ積み重ねることで確実に成長を実感することができます。また計測データをいつでもみられるようにしてあげることで次の目標を立てやすくなり、目標に向けた努力をしてくるようになるでしょう。
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