野球は近道ばかりではダメになる?

こんにちは
BASEBALL FUTUREの
依田徹平です。

先日まで股関節を故障しておりましたが、行きつけの接骨院での治療のお陰で少しずつ走れるようになってきました。近くに野球の試合に出場しなければならないため、リハビリがてらランニングを行ってみたのですが、体力が著しく低下しておりなかなか思うようには走れず、途中からはウォーキングに切り替えてリハビリを行なっていきました。ランニングコースは家の近くでいつもであれば車や自転車でも通る道なので見慣れた景色なのですが、歩いてゆっくりとその道を通っていくといつもとは違う景色に感じ「こんなお店あったかな」「こんな道あったかな」と新たな発見や思わぬ近道を見つけることができました。

よく使う道であっても速度を落として通ることで今まで見落としていたことに気がつくことがあります。話を野球に置き換えた時どうでしょうか?最近はたくさんの理論や知識が積み重なりそうした理論や経験をもとに指導を行うケースが多くあります。私も常に最新の知識を取り入れることを意識はしていますが、そうした技術や知識を簡単に選手に伝えることには少し抵抗があります。

なぜならば、できることならば自分でその答えに辿り着いて欲しいからです。答えを与えすぎてしまうと選手としての思考力や知識や技術の本質が抜け落ちてしまうことがあります。その結果成長の初速は早いが成長の最高到達点が低い選手になってしまう恐れがあります。そうした将来のことを見据えてあえて答えをすぐには出さずに自分で答えに辿り着くように導いてあげることが指導者としては理想です。そうすると成長のスピードはやや遅いものの私の想像以上の答えに辿り着き、成長の最高到達点がとてつもなく高いところまで跳ね上がると思っています。

とはいえレッスンにくる選手たちは、様々な悩みを抱えており、今すぐ結果を出さなければいけないという選手も多いです。そうした時はその選手の状況と将来の成長度合いを想像しその時に適した指導をタイミングをみて行なってあげる必要があります。残念ながら複数人相手のレッスンではそれが上手く機能しませんが、BASEBALL FUTUREの場合はマンツーマンでレッスンを行なっているのでその点は上手く選手に合わせてあげることができています。

ケース1中学3年生で試合での出番が少ない選手

例えばこのケースの場合、正直なところ早急に活躍ができるようにある程度近道を教えてしまうこともあります。しかし、その選手の体がまだ成長期を迎えておらず、今後飛躍的に伸びる可能性を秘めている場合はまた話が変わってきます。とにかく将来の可能性を伝え、焦らずに地道に基礎から教えていくことでしょう。またレッスンを行う中で習熟度が高まってくれば、教えすぎないレッスンへと軌道修正することも考えられます。

ケース2小学3年生の選手で打率をとにかく上げたいという場合

このケースの場合はまず選手の身体能力をチェックします。アップなどの動きを見極めどれくらいの運動能力を持っているのか?どれくらい基礎ができているのか?を隈なくチェックしていき例えば柔軟性に問題があれば柔軟を身体操作能力に欠けていれば身体操作能力をあげるトレーニングから組み立てていきます。

仮に要望通りバッティングだけを教えてもある程度打たせてあげることはできます。しかし柔軟性や身体操作能力やフィジカルが備わっていなければその先に進むことができません。年齢的に考えても焦る必要はないので一歩一歩前進してもらい、まずは「自分なりの正解」に辿り着くのを待ちます。その途中で方向が逸れてしまうのであれば、その都度軌道修正をサポートしてあげ、壁にぶつかれば少しずつヒントを出してあげるこれが理想的な指導ではないでしょうか?

遠回りにこそ本質がある

様々な情報が溢れる中、私も含め答えをすぐに求めてしまいがちですが、あえて遠回りすることで得られるものは確かに存在します。また正解しか知らないよりも、たくさんの不正解を経験した上で辿り着いた正解の方が大きな価値があると個人的には思います。そうした試行錯誤の上で掴み取った自分なりの正解をいくつもつことができるかで、高校や大学以上での活躍が決まると思います。指導者の立場からも選手の立場からもそして保護者の立場からも目の前の結果に囚われすぎずに時には遠回りを楽しむ気持ちが大切です。

ps.遠回りといっても明らかに反対方向の行き止まりに進んでしまい引き返すことができなくなってしまうこともあると思います。そうならないためにもBASEBALL FUTUREで一度動作解析を受けてみませんか?体験レッスンのお申し込みお待ちしております

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