野球選手とサッカー選手ではどちらがスポーツ万能?part1

こんにちは
BASEBAll FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

「スポーツ万能」という言葉を聞いたことがありますか?
スポーツ万能とは、一般的に一つのスポーツだけではなく、様々なスポーツの能力が高い
人のことを指します。

例えば野球だけではなく、サッカーやバスケやバレーなど、どんなスポーツをやらせてみても平均以上のプレーをしてしまう人がそう呼ばれたりします。
では、トップレベルの野球選手とサッカー選手ではどちらの方がスポーツ万能だと思いますか?・・・

実は研究によると、サッカー選手の方がスポーツ万能であるようなのです。
ですが本当にそう言い切ってしまって良いのでしょうか?
実は研究によるスポーツ万能とは、実際にその競技が上手い下手とは関係なく、あくまでもスポーツ万能の体をしているかどうかというに過ぎないのです。

つまり、サッカー選手の方が、単に様々な競技を万能にできるというわけではなく、サッカー選手の方が様々なスポーツをする上で、万能な筋力や体力などの体のバランスが良いということです。

スポーツにはそれぞれ専門性があり、その専門性ゆえに、他のスポーツでは必要な筋力も他のスポーツでは邪魔になってしまうことがあります。そういった面で考えると、野球は確かにサッカーよりも偏りのあるスポーツかもしれません。

例えばサッカー選手であれば、ボールを追いかけて縦横無尽にフィールドを走り回る必要がある為、走る能力に優れています。さらに速いスピードで走りながらも、ボールをコントロールする必要があるため、強靭な足腰やボディーバランスが求められるでしょう。
また強烈なシュートを打つためにも、全身の筋力が必要となるでしょう。

対して野球はというと、プレーの中で走る場面はありますが、サッカーほど走行距離が多いわけでもなく、体力もそこまで必要としません。また、バッティングに特化した選手であれば、全身の筋力は素晴らしいかもしれませんが、走るのが苦手な選手も多くいます。

逆に守備や走塁が良い選手は、走るのが速かったり、守備では様々な打球に追いつき、厳しい体勢でも捕球や送球を行えるため、ボディーバランスが良かったりします。

こうして考えると、野球はやはりサッカーに比べると選手それぞれの体の能力にばらつきが多いと言えるでしょう。このばらつきが、野球選手がサッカー選手に比べてスポーツ万能の体をしていないということに繋がるのでしょう。しかし、実際に野球選手とサッカー選手が
他競技で戦ってみたら、結果はどうなるか分かりません。
何故ならばどんなスポーツでも、体はスポーツ万能であっても運動神経や頭が備わっていなければ良いプレーをすることができないからです。
次回はスポーツ万能の体があるだけではいけない理由と、スポーツ万能の体のメリットについてお話していきます。

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