全ポジションを経験すべき理由

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

あなたのポジションはどこでしょうか?
野球には守備で9つのポジションが存在します。

ピッチャー、キャッチャーのバッテリー
ファースト、セカンド、サード、ショートの内野手
レフト、センター、ライトの外野手

同じ内野や外野であっても各ポジションにはそれぞれの特徴があり、個々の選手にはそれぞれに合う合わないがあります。そのため小さい頃からその特徴に応じたポジションで練習をこなしていき、気がつけばほとんど他のポジションを経験したことがないという選手がいます。

しかしこれでは選手として成長する上では問題を感じます。多くのポジションを守れるユーティリティープレーヤーが良いという話ではなく、本職であるポジションの役割をこなすためにも他のポジションの動きを知っておく必要があるからです。

例えばショートがあなたの本職であったとします。
ショートのポジションをこなすことでショートの様々な動きを覚えることができたとします。しかしそれだけでは守備の複雑な状況に対応することができません。

・外野に抜けた打球を追う時
・バント処理をする時
・複数ランナーがいるときの対応
・ランダンプレー
このように複雑な状況に対応するためには、本職以外のポジションの動きも本職のポジションの動きと同等に十分に知っておく必要があるのです。

全てのポジションの動きを理解することで、こうした複雑な場面に遭遇した時、自分がどう動けば、最も良いのかを知ることができます。味方にポジショニングなどの指示を出す時なども、本職以外の守備についた経験があると、それぞれの動きを知ることができているので、より的確な指示を出すことができるでしょう。

こう考えると、小さい頃から一つのポジションに固執するのではなく、本職での動きをさらによくするためにも様々なポジションにチャレンジをし、経験を積んでおくことが重要です。

キャッチャーは、フィールドの監督とも呼ばれるほどの専門性ゆえに、他のポジションを守ることが少なかったりしますが、やはり様々な指示を的確に出す上でも全てのポジションの動きを正確に理解しておくことが求められます。他の選手が守っているのを見るだけでも学ぶことができますが、やはり実際に守ってみないと分からない部分もたくさんあるでしょう。

本職のポジションにこだわること自体は良いことですが、その専門性をさらに高めるためにも他全てのポジションを守れるよう練習を積んでみてはいかがでしょうか?

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