体重を増やすだけでは〇〇がなくなる
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
冬の時期になると
最近では体重を増やすことを
目標として掲げるチームや選手が
多くなります。
それは体重が増えることで
打球の飛距離や球速が伸びると
考えられているからです。
確かに体重を増やすことによって
パフォーマンスが高くなることは
考えられます。
しかしながらただ体重を増やすだけでは
いけません。
今回は体重を増やすための
重要なポイントを考えていきましょう。
目次
体重を増やすだけでは〇〇がなくなる
まずなぜ体重が増えるだけではダメなのか?
その答えは「体のキレ」
がなくなってしまう
可能性があるからです。
体のキレがなくなることで
予想されるマイナス面は以下の通りです。
・走力ダウン
・球速ダウン
・怪我のリスク増
・打ち損じ増
なぜこのようなことになってしまうの
かというとそれは体重の増やしからに
問題があるからです。
体重を構成するのは大きく分けて2つ
体重を大きく2つに分けると
脂肪か筋肉かに分けることができます。
このどちらが増えても体重は増えるのですが
脂肪で体重を増やしてしまった場合
キレが極端になくなってしまいます。
それでも打撃においては
やや体幹部に安定感が出るため
飛距離は伸びるかもしれません。
しかし、キレがないのでいくらバッティング練習で
飛距離が伸びてもピッチャーが投げた
ボールには対応ができないかもしれません。
この冬に増やすべきは体重ではなく筋肉
ということはこの冬にやるべき
体重の増やし方は脂肪ではなく筋肉を増やす
ということになります。
その具体的な数字として体脂肪率があります。
理想的な体脂肪率は10%〜15%くらいになるかと
思いますが体重を増やす際にはこの体脂肪率が
高くならないように注意をしつつ
体重を増やしていくことが必要となるのです。
それを実現するためには
個人レベルでそれぞれに対して
適切な強度や量のトレーニングを継続することと
バランスの良い食事を適切な量食べることです。
最近では食トレなどという言葉がありますが
ただたくさんの量を食べれば良いといわけでは
ありません。
もちろんたくさん食べれることにより
1日に消費するカロリーよりも多くの
カロリーを摂取すれば体重は増えていきます。
しかしそれは筋肉ではなく脂肪であるかもしれません。
そうした体重は増えたとしても
パフォーマンスにはマイナスであり
また食べなくなればすぐに戻ってしまうことでしょう。
そうした意味のない体重の増やし方をしていると
この冬の時期を無駄に過ごして
しまいます。
そうならないために
どれくらいのトレーニングをして
どのようなものをどれくらいの量食べれば
良いのか?
ということを事前に調べておき
実行するようにしていきましょう。
PS.もちろん年代別や個人の成長に
合わせた取り組みが必要ですので
小学生や中学生のうちから無理に
筋力を増やそうとする必要はありません。