クーニンズ前沢投手・神奈川フューチャードリームス奈良選手自主トレサポート

こんにちは
新宿区マンツーマン野球レッスン
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

先日足立区にあるフィールドフォースボールパークにて軟式野球チームクーニンズの前沢力投手と今年から新たに新設された独立リーグ神奈川フューチャードリームスの奈良選手の自主トレをサポートさせていただきました。

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前沢選手は最速147kmを計測する軟式野球界を代表する選手で打者としても活躍をしています。奈良選手は私とは法政高校、法政大学の同期で7年間一緒に野球をやっており昨年まで福島レッドホープスに所属していました。奈良選手はピッチャー出身ですが現在は打者として活躍をしています。自主トレはこの2人に日本大学の軟式野球部に所属している金子選手を加えた3人で行われました。

キャッチボールの後、フォーム撮影を行い簡単にフォームチェックを行なっていきました。その後ティーバッティングと軽くフリーバッティングを行なっていきました。

その後今回のメインでもあるラプソードによる球質測定を行いました。ラプソードはレッスンでも使用しているもので投手の球速、回転数、回転軸、ボールの変化量などを計測することができるシステムです。
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現在投手は休養中の前沢選手ではありますが、軽く投げていても鋭いボールを投げていました。ラプソードの球質測定をする中で驚かされたことは、ラプソード初体験にも関わらずその使い方を瞬時に理解できていたことです。ラプソードの魅力は投げた一球一球に対してすぐにデータをみることができること。そして球速や回転数を測ることができるだけではなくボールの回転軸やジャイロ回転の有無、さらにはボールの変化量をみることができる点です。例えば回転数が多くても回転軸やジャイロ回転があればボールの変化量は下がりホップ成分が低くなります。前沢選手はそのデータを見ると次の一球ではフォームを修正して回転軸とジャイロ回転を減らしていきました。その結果ボールの変化量が縦に5cm以上アップするという結果になりました。これはつまり同じ球速であっても前の一球よりもバッターの手元で5cm上をボールが通過する(ホップしたと感じる)ということです。

ラプソードは球速を知り回転数を知るという使い方だけではなく、このように感覚と数値のすり合わせを行うことで球質を改善させていき、キレのあるボールを身につけていくという使い方が最も重要となるでしょう。こうしたことを説明されずに理解できてしまい、さらに一球で修正をできるあたりがトップ選手である証明とも言えます。(前沢投手の球質データは試合にも関わってくることなのですいませんが公開はいたしません。)

奈良選手は現在は野手ですが左投げで高校時代はエースとして法政高校を西東京大会ベスト8へと導いてくれました。その後は怪我もあり投手は引退しましたが球質を計測してみると以前よりも球速は落ちたものの非常にキレのあるボールを投げていました。回転数は2000回転を超えており、特に縦の変化量が45cmを超えていることには驚きです。(高校生の縦の変化量の平均は32cm~35cmくらいです。)

ラプソードによる球質測定後は再びバッティング練習へ
前沢投手対奈良選手の打席勝負も行われました。(後日前沢さんのyoutube等で公開予定だそうです。https://www.youtube.com/channel/UCPOb-OXjcJDWPaXMbKL91OQ)

前沢選手、奈良選手、金子選手自主トレに参加させていただき誠にありがとうございました!!今後の活躍を期待しております。

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