現状維持になっていませんか?

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

野球では、バッティングやピッチング、守備や走塁と様々な練習があるため、チーム練習の時間がとても長くなっています。

そうした練習を毎日続けていれば、上手くなれると思ってはいませんか?
上手くなるためには、練習を続けることがもちろん大切です。
しかしただ練習を続けるだけでは、上手くなることはありません。

仮に練習を続けることによって
・飛距離が伸びた
・球速が速くなった
それによって、上手くなったと感じたとしても、それは練習を続けたからではなく
体の成長によるものである可能性が高いです。

小学生から高校生ぐらいまでは、一年ごとに大きく体が変わります。
それにより、たいして練習をしなくても足は速くなり、飛距離も伸び、球も速くなります。
それで満足してしまっては、本当の意味で野球が上手くなることはありません。

本当の意味で野球が上手くなるためには、常に今できない技術を練習して、できるようになることが大切です。

そうしなければ、毎日練習しても技術が磨かれることはなく、ただただ現状維持をするための練習をしていることになってしまうのです。

この状態になってしまうのは高校生以上の選手に多くみられます。
それは走攻守それぞれを一通りある程度の練習をしてきて、ある程度のレベルに達してしまっているからです。

野球を始めたばかりの小学生や、伸び盛りの中学生であればまだまだ技術は未熟なので、ただ毎日練習をしているだけでも技術は磨かれていき、上達をしていくでしょう。

しかし高校生ともなれば、ある程度のレベルに達していくでしょう。
その状態で今まで通りに、何も意識せずに練習を繰り返していても、上手くならないことは想像がつくのではないでしょうか?

このような話をよく聞いたことがありませんか?

中学生の時は有名で、色々な高校からも誘いがあったという選手が、高校に入り伸び悩み3年生になる頃には周りの選手と変わらないような選手になってしまった。

これはまさに現状維持の3年間を過ごしてしまった結果なのです。

あなたは大丈夫でしょうか?おそらくほとんどの選手が、現状維持の練習をしてしまっています。それでは3年間がもったいないです。

本来であれば、3年間があればみっちり技術アップの練習をすることができるはずです。

だからこそせっかく練習をするのであれば、練習は今できることをひたすら繰り返すのではなく、今できない技術を練習しましょう。
・守備でのステップ
・球速アップのためのフォーム修正
・走塁フォームの改善
・安定した送球をするための練習
・逆方向へのバッティング練習
習得すべき技術はあげればきりがなく、たくさんあると思います。

そうした技術は難しいようですが、しっかりと時間をかけて体に覚えこませていけば一つ一つは短期間でも習得できる技術ばかりです。

そうした技術を一つ一つ身につけていき、3年間で確実にレベルアップを図りましょう。

PS.
できないことをできるようにすることが練習の本質ですが、できるようになった技術をできるままにしておく現状維持の練習ももちろん大切です。
バランスよく練習をするようにしていきましょう。

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