人数が多いチーム、少ないチームのメリット・デメリット

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

野球はチームスポーツです。
その為、通常の練習はチームにいる選手全員で練習を行なっていきます。
試合も同様に、チームでしか行うことはできません。
1つのプレー中に出ることができる人数は最大で9人です。

しかし、チームに所属できる人数に制限はありません。

試合ができるギリギリの人数しかいないチームもあれば、100人を超えるというチームもあるでしょう。

では、そうした人数の多いチームと少ないチームではどのような違いがあるのでしょうか?

まず人数が少ないチームのメリットは
少ない人数で効率的にたくさんの練習ができるということです。

普段の練習時間は限られています。
その為、例えばノックをする時同じ30分ノックをするとしても、人数が多いチームでは一人当たり何十球も打球は飛んでこないでしょう。

しかし、少人数で練習を行なって入れば、同じ30分でもたくさんの打球を練習することができます。

これはバッティングでも同様です。

高校の強豪校というと、部員数が多いイメージがありますが、最近では「1学年15人まで」など人数に制限を設けて、少人数で効率よく練習を行うチームも増えてきました。

しかし、人数が少ないチームにも、デメリットはあります。
それは選手層が薄いということです。

全員が全員優れたプレーヤーであれば、何もいうことはありませんが、人数が少なければ、通常はその少ない人数で戦わなければいけないため、戦力にばらつきが出てしまうでしょう。

ケガ人が出てしまえば、一気に戦力がダウンしてしまったり、色々なポジションを守る必要もでてしまったりと、チームとしてのやりくりが難しくなってしまいます。

では人数が多いチームではどうでしょうか?
人数が多いチームのメリットは、まず色々なタイプの選手がいるため、戦力が厚くなるということです。

それぞれのポジションに、複数の選手が控えているため、チーム内競争が激しくなることによって、切磋琢磨しチームレベルが上がっていきやすくなるでしょう。

また、けが人が出たりしても、すぐに他の選手が出場することができたり、調子の良い選手を出場させることもできるでしょう。

反対にデメリットは、少人数のチームとは対照的に、一人に対する練習量が薄くなってしまうということです。

少人数チームと比べれば、同じ時間練習をしていても一人に対するノックの数や
バッティングの本数は減ってしまうでしょう。

このようにチームの人数によって、メリットデメリットの違いはありますが、結局どちらが良いということはありません。

ただ気をつけなければいけないことはあります。

例えば、少人数のチームであれば、人数の多いチームと比べてチーム内競争の意識が低くなりやすいので、その分一人一人が高い意識を持って練習をしなければいけません。

それができなければ、せっかく少人数でたくさん練習ができたとしても、強いチームにはならないでしょう。

人数が多いチームであれば、その反対で通常のチーム練習では練習量が圧倒的に足りなくなってしまうため、チーム練習以外の自主練習などで補っていかなければいけないでしょう。それができなければ、激しいチーム内競争に敗れて、試合に出ることができなくなってしまうでしょう。

自分の所属しているチームがどういう状況にあるのかを、自分自身でも理解して
自分がどうしなければいけないか、ということを頭に入れて練習をするようにしていきましょう。

守備の基本練習6


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