法政高校VS早稲田実業高校
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
先日東京都の春季大会を観戦してきました。対戦カードは私の母校である法政高校と、全国制覇の経験もある早稲田実業でした。
同じ東京六大学の付属校同士の対戦ですが、実績や実力では圧倒的に早稲田実業が上ということは間違いないでしょう。早稲田実業は強豪校であり、練習環境や選手層の厚さにも恵まれており、今大会もシード校として臨んでいました。
一方法政高校は、旧法政一高時代に甲子園への出場経験こそあれど、野球部の専用グラウンドもなく
野球部への推薦入学もないないため、ほとんどの選手が受験をして入部をしてきます。今大会も予選を勝ち上がり、本戦に出場し、ここまで5連勝と、一戦ずつ接戦を勝ち上がってきました。
結果は3-11のコールド負け。悔しい結果となってしまい、惜しくもベスト8進出を逃してしまいました。しかしながら中盤戦は互角に戦い、大きなミスもなく、堂々とした戦いぶりを見せてくれました。
最終的に点差はついてしまいましたが、内容的にはそこまで悪い内容ではなく、これから夏に期待を持てるものでした。
専用グラウンドがなく、推薦もなく、練習時間も限られる中、ここまでの内容で早実と戦えるチームは
そう多くはありません。またこうした環境だからこそ、強豪校を倒した時の喜びは大きいものとなるでしょう。
法政高校の選手には、この経験を生かし、それぞれの課題に取り組み、夏を悔いなく迎えて欲しいと思います。そして勝ち上がれば必ずまた早稲田実業との再戦が実現することでしょう。
今回の結果を受けて法政高校は、おそらく夏をシード校として向かえることになります。シード校となったことを自信にしつつも、今回の悔しい敗戦を次に活かして、
「勝つためにはどうしたらいいのか」
を突き詰めていって欲しいと思います。