ゴミ拾いとチーム力の関係
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
あるチームが大会で好成績を納めた時、
「なぜ好成績を納めることができたのか?」
といった質問があると思いますが、
・投手力の向上
・打力アップ
・走り込みの成果
・周りの協力
など、チームによって様々な回答があると思います。
そうした回答の中に清掃活動などの社会に対する奉仕活動が挙げられることがあります。
こうした奉仕活動を好成績の要因としてあげるのは一見意外で、先ほど挙げた投手力や打力の方が、直接的な真の原因ではないかと思うかもしれません。しかしこうした奉仕活動をするチームは全国的にも増えてきており、実際に奉仕活動を始めたことにより、成績がよくなったというチームが多いのです。
なぜ一見野球と関係なさそうな奉仕活動と、野球の戦績が結びつくのでしょうか?
もちろん、奉仕活動をする=野球が上手くなるということではありません。
奉仕活動だけしていて練習をしなければ、野球は上手くならず、強くなることもありません。
だとすれば奉仕活動にはどのような効果があるのでしょうか?
それはメンタル面への影響だと思います。
例えば、奉仕活動として地域の周りのゴミ拾いを行なったとしますと、そうした行動をした人が、自らだしたゴミを道端に捨てるでしょうか?おそらくそうしたことは行わないでしょう。
これは奉仕活動を通して、自分の中で判断基準が作られ、その後の行動が変わっていく、典型的な例です。
もちろんゴミ拾いでなくても、誰かのために何かをする、誰かの役に立つ行動をしていくことで、自分の中の判断基準や考え方が
変わっていきます。
これにより謙虚な心が育まれたり、チームに対して貢献しようとする気持ちが変わっていきます。
気持ちが変われば、次に変わっていくものは行動です。
謙虚な心から練習に取り組む姿勢や態度が変わっていき、また「チームのために」と、一人一人が行動をすることができてきます。
行動が変わってくれば、最後に結果も徐々に変化していきます。
今まで練習に身が入っていなかった、なんとなく練習していたというチームが、練習に取り組む姿勢や行動が変化していき、そこで初めて投手力が上がり、打力が上がりチームの士気が高まっていくのです。
話をまとめると
奉仕活動をする→チームの結果が良くなる
のではなく
奉仕活動→考え方が変わる
→行動が変わる→チーム力が上がる
このような段階を経て、チームの結果が良くなって行くのです。
この過程での人間としての成長は貴重です。
あなたもできることから何かを始めてみてはいかがでしょうか?