ベンチに入れなかった選手へ、夏の先を見据えてますか?
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
高校生の選手は、夏の大会に向けてメンバーも決まり、調整に入ってきたところもあると思います。
特に3年生の選手は、これからの1ヶ月を悔いの残らないものにするために、今の時間を大切にしてほしいと思います。
惜しくもメンバーに入れなかった選手も、もし少しでも野球に未練が残っているのであればこの先も野球を続けてほしいと思います。
それは選手であっても、指導者であっても、草野球であってもいいと思います。
周りからすれば、小さい頃から高校3年生まで野球を続けてこれたこと自体すごいことです。
その長い間続けてきた野球での経験を、ぜひ次のステージで生かしてほしいと思います。
また今回メンバーに入ることができなかった2年生や1年生。
今回メンバーに選ばれなかったとしても、夏が終わればすぐに新チームが始動します。
その時に、レギュラーをつかめているか?ベンチに入れているか?またベンチ外になってしまうのか?
これは大きな問題だと思います。
もちろんまずはチームとして夏を応援することサポートすることが大切ですが、その先を見据えた取り組みを今からしていくことが大切です。
もし今「夏が終わってからでいいや」と考えているのであれば、おそらく一年後の夏も、あなたはベンチではなくスタンドで試合をみることになってしまうでしょう。
そうならないために、今から気を引き締め直して本気でレギュラーを取りにいく
取り組みをしていきましょう。
まず考えなければいけないことは現在のチーム状況です。
レギュラーに3年生以外のメンバーは、何人入っていますか?
またベンチにはどうでしょうか?
夏が終われば3年生はいなくなりますが2年生以下の選手は残ります。
新チームもまずはその選手たちが中心となって動いて行くでしょう。
そして自分のポジションやプレースタイルを考えた時、あなたは同じポジションのライバルに勝つことができていますか?
もし現状で同じポジションで試合に出ているメンバーが、2年生だったとしたら、あなたはその選手からポジションを奪う必要があります。
そのためにも、その選手とあなたと何が違うのかを分析しましょう。
その結果浮かび上がってきたあなたの弱点を克服するために、何が今からできるのか?
またここで注意をしなければいけないのは、レギュラーを奪うということはそのライバルよりも圧倒的に選手として優れていることが必要になるということです。
もし選手として同じ程度のレベルに追いついたとしても、おそらく監督は経験が豊富な現状のレギュラーを試合には使うでしょう。
つまりレギュラーを奪うには、並ぶだけではなく、差がはっきりとわかるように
しっかりと追い抜いてあげることが必要になるのです。
そう考えると、目標に向けた取り組みも変わってくるのではないでしょうか?
もちろんですが、あなたのポジションで、今現在試合に出ているレギュラーが3年生で、夏以降はいないからといって油断をしてはいけません。
新チームになれば、コンバートなど大きな変化がチームとしてもあります。
他のポジションを守っていた選手がいきなりライバルになることも考えられます。
常にそうした状態を頭に入れながら、普段の練習や自主練習に取り組むことがこれから先のあなたには求められます。
ぜひ新チームから一気に戦力となれるように、これからの時間を大切にしていきましょう。
守備の基本練習4