バッティンググローブのメリットとデメリット
こんにちは
新宿区マンツーマン野球レッスン
BASEBALL FUTUREの依田です。
バッティングの時によく使うバッティンググローブのメリットとデメリットについて解説していきます。
目次
バッティンググローブのメリットとデメリット
普段何気なく使っているバッティンググローブですがどのようなメリットがあり、また逆にどのようなデメリットがあるのかを考えていきましょう。
メリット
まずは分りやすくメリットから考えていきましょう。バッティンググローブをつけてバットを振ることでバットを握った時にグリップ力が増し滑りづらくなり力をうまく伝えることができるようになります。特に木製バットを使う場合はグリップテープは巻かれていない為、状況によってはとても滑りやすくなります。しかしバッティンググローブをつけることでグリップ力が増すので滑る心配はいらなくなります。さらに滑り止めのスプレーを使う時も素手で使ってしまうと摩擦が強くなり過ぎて手の皮がめくれてしまう恐れがありますが、バッティンググローブであればその心配もいらないでしょう。
またこうした滑りづらいというメリットの他にも手のひらを守ってくれるという効果も期待できます。素手のままバットを振り続けた結果、マメだらけとなってしまい痛みでバットを振れないという経験をしたことはありませんか?選手の中にはせっかくやる気になってきてもマメができたことで痛みが出るためバットを振らなくなってしまうことがあります。そうした時にバッティンググローブをつけてくれていればある程度マメができるのを防いでくれるでしょう。
デメリット
さてでは次にバッティンググローブ使用のデメリットを考えてみましょう。ここまでの内容ですとなかなかバッティンググローブのデメリットが思い当たらないかもしれません。しかし、プロ野球の中にも練習では素手で振ることを大切にしているという選手がいます。その理由は素手で振ることにより自身の感覚を研ぎ澄ますためであると考えられます。いかに優れたバッティンググローブであっても素手でバットを握る感覚にはかなわないものがあります。バットの重さ、手触り、グリップの太さ、ボールを打った時に手に残る衝撃それら全てが直に伝わってくるため脳に様々な刺激を与えることができます。
その結果言葉では表せないような繊細な感覚を身につけることができるようになるでしょう。例えばボールをバットの芯に当てるといっても完璧に芯に当たったのか?それともギリギリ芯だったのか?というような繊細な感覚はバッティンググローブをつけてしまうと失われてしまう可能性があります。しかし素手であればその微妙な変化を捉えやすくなるため真芯がどこなのかをつかみやすくなるでしょう。
使うべきか使わないべきか?
このようにメリット、デメリット共に色々と考えられますが、実際のところどちらが良いのでしょうか?正解はありませんが私の意見としてはうまく使い分けをしてくれればそれで良いと思います。素手で振り続けた結果、手がボロボロになり振れないほど痛みが出るのであればバッティンググローブを使ってみるのも良いと思いますし、逆にバッティンググローブをつけた状態でずっとバッティングをしているのであればたまには素手でバッティングをしてみて色々な感覚や刺激を与えてみるのも良いと思います。