〇〇で守備を鍛える?
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
守備練習といえば、あなたは何を思い浮かべますか?
おそらくほとんどの方がノックを思い浮かべるでしょう?
守備の上達にはノックや実戦での守備練習が大切になってきます。
ところがノックにしても実戦練習にしてもひとつの問題があります。それは手軽にひとりでは練習ができないということです。
ノックをするには、当然ノックを打つ人が必要になってきます。実戦練習ともなればさらに多くの人が必要になりますので、こうした練習は、全体で行うチーム練習で行われます。チーム練習であればノックを打つ人も実戦練習に必要な守備をする人も多くいるからです。
ここで気をつけたいことは、チーム練習だけでは守備を鍛えることができないということです。もちろん上手くはなるかもしれませんが、チーム練習は他のチームメイトも同じように練習をしているため、よほど意識して一つ一つの打球に集中をしない限り、周りと比べて飛び抜けて上手くなることはないでしょう。
守備の上達でめざすべきは、周りよりも圧倒的に上手くなることです。周りよりも上手くなることで、試合に出れるようになり、試合に出ることで実戦経験をつみ、さらに鍛えられていくのです。
では周りよりも上手くなるためには何が必要になってくるでしょうか?それは普段の”自主練習”です。自主練習はチーム練習とは違い、全てが自分のための練習になります。
この自主練習でどれだけ守備を鍛えることができるかが、周りとの差を広げることに繋がってくるのです。
そんな守備の自主練習でオススメのメニューをご紹介します。それは「壁当て」です。
壁当てとは壁に対してボールを投げ、壁に当たって跳ね返ってきたボールを自ら捕球する練習です。この練習のいいところは、壁さえあれば一人で黙々と練習ができる点です。
また捕球から送球を行えば、すぐにまたボールが壁で跳ね返ってくるので、いくらでも反復練習を行うことができます。実際に私も小さい頃、学校から帰ってきてから近くの公園などで壁当てを行なっていました。熱中をしだすと気がつけば1時間以上続けていることもありました。その時間全て捕球と送球をひたすら繰り返すなら、チーム練習で受けるノックに比べると、10倍以上の練習量に相当するのではないでしょうか?
壁当てで気をつけていただきたいことは、次の3点です。
・なるべくショートバウンドで捕球
・なるべく捕ってから素早く持ち替え
・なるべく素早く送球をする
この点を意識しながらぜひ壁当てに取り組んでいただきたいと思います。
PS.壁当ては一人で簡単にできる練習ではありますが、場所によっては危険も伴う場合もあるので、場所の選定には十分に気をつけてください。硬式ボールなど、場所によっては危ないと感じる場合は、ボールを安全なものに変えて行うなど、工夫をして行ないましょう。