野球の進路について〜中学生へ①〜
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
前回は小学生から中学生に上がる選手へ向けた進路(チーム選び)についてお伝えをしていきました。
今回は中学生へ向けた進路の選択肢をお伝えしていきます。
中学校まで野球をやってきた選手にとって高校でも野球を続けたいと考えている選手は多いことでしょう。
そしてなんとなく「この高校に入りたい」という希望もあると思います。
また逆に高校野球は続けたいがどこに行けばいいかわからないという選手もいると思います。
そうした選手もこれをきっかけに進路について考えてみていただければと思います。
まず高校へ入学する選択肢は
①野球推薦による入学
②附属中学からの内部進学
③一般受験もしくは一般推薦による受験
この3種類があります。
①野球推薦の場合は
中学校のチームで良い成績を納めたり選手個人としての魅力があれば高校の野球部からのスカウトがあり野球で推薦入学をすることができます。
もちろん野球推薦といっても強いチームから野球部に力を入れているが普通のレベルのチームまでたくさんあります。
また学校は強いがそもそも野球推薦で選手をとっていないという学校もあります。
②附属中学校からの内部進学の場合は
学校の成績さえしっかり取れていればそのまま高校へ進学することができます。
しかし高校が強豪校の場合内部進学からの入部を認めていないという場合もあります。
その理由は高校野球部員を少数精鋭でたくさん練習させるため推薦入学で入ってきた優秀な選手だけを入部させるためです。
その為なんとかして野球を続けたいという選手はあえて他校を受験するというケースもあるそうです。
③一般受験、推薦受験の場合
強いチームでも一般受験しか認めていないというチームも全国には多くあります。
その場合は中学野球をやりつつもその高校の受験にしっかり受かるだけの勉強をしておく必要があります。
強豪校から野球推薦の話はきていても希望の高校では無い為あえて一般受験でその高校を受けるという選手も多くいます。
これらの選択肢がありますが総じて考えてほしいことは高校卒業後にどうしたいのか?
ということです。
多くの選手はまず高校野球に全てをかけて3年間を過ごします。
甲子園を目指してそこを狙える高校を選ぶもしくは自分がいきたいと思っている高校で強豪校を倒して甲子園を目指す。
それも大切なことだと思います。
しかしその後必ずといっていいほど大学への進学の問題が出てきます。そこでまた2つの選択肢があなたには生まれてきます。
①高校卒業後も野球を続けるか?
②本気の野球は高校で終わりで
草野球などをするか?
これによっては高校選びにも入学方法にも大きな変化が生まれてくるでしょう。
例えば高校卒業後もトップレベルの野球を続ける場合はここでも多くの選択肢があります。
①プロ野球へ進む(海外も含める)
②大学野球へ進む
③社会人野球に進む
④硬式クラブへ入る
まずプロ野球へ進む場合これはあなたもご存知かもしれませんがプロ野球のスカウトから注目をされておりプロ志望届けを提出しドラフト会議で指名を受けることで初めて実現します。
つまり「行きたい」といって行けるほど甘い世界ではなくとても東大にいくよりもはるかに狭き門となっているのです。
プロの指名にかかるためにはやはり強豪校へ進み激しいチーム内競争を勝ち抜きレギュラーを勝ち取り活躍をしていくことが一番手っ取り早いですが無名校であっても突出した能力があれば誰でも指名を受けることができます。
つまり実力が全てということです。
ですがプロに行けるかどうかわからないボーダーラインにいる選手にとってはある程度運も必要です。
その運を勝ち取るためにはやはり甲子園での活躍が不可欠でしょう。甲子園の活躍次第ではスカウトの評価も変化しボーダーランから抜け出したり上位指名を受けたりできる可能性も広がります。
次回は残りの高校卒業後も野球を続ける場合の高卒プロ以外の選択肢についてお伝えをしていきます。