キャッチボールで大事にしたい〇m

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

あなたのチームでは普段の練習でキャッチボールにどれくらいの時間、かけているでしょうか?
5分程度で終わるチームもあれば、20分以上かけるチームもあることでしょう。
季節によって時間を変えるチームもあるかもしれません。

ではキャッチボールでどのようなメニューを行なっていますか?
特に何も意識をしていないチームであれば、徐々に距離を広げていき、肩が温まれば終わりという形かもしれませんが、

高い意識を持っているチームであれば、タッチプレーのボールを投げる練習、ワンバウンドのスローイングを取り入れるなど、工夫をしています。

私が特に大切にしていただきたいメニューをあげるとすると、それは40mでのキャッチボールです。
多くのチームが肩が出来上がった後に、塁間でのキャッチボールをします。塁間をしっかりと投げられるかどうかは、野球においては確かに大事なポイントで、特に内野手は塁間の送球の正確さがミスを防ぐ上では重要です。

ですが40mの距離ではどうでしょうか?
塁間が27.44mということを考えると、40mは12~13mほど塁間から長い距離になります。
この長さの違いは思いの外大きく、実際にこの距離で送球練習をするとミスを連発してしまうことが多いようです。

40mという距離は、よく考えてみると、試合の中のとても大事な場面でよく現れる距離なのです。
例えば外野から中継までの距離、中継からホームまでの距離、外野から3塁へ送球を行う時も中継に入る選手は約40mを投げなければいけません。

そのため40mの送球の良し悪しは、得点を相手に与えてしまうか、得点を防ぐことができるか、分岐点になってしまうのです。それにもかかわらず、キャッチボールで40mの送球練習を行うチームは少ないと感じています。

キャッチボールはただ肩を温めるための練習ではありません。
送球や捕球に関わること全てを練習するためにあります。
現在40mの送球練習を取り入れていないチームは、ぜひ遠投などで肩が出来上がった後、塁間での送球練習の前に40mの送球練習を入れていただきたいと思います。

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