法政大学野球部12季ぶり45回目の優勝!!
こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。
昨日、東京六大学野球秋季リーグ最終戦である早慶戦が、明治神宮球場で行われました。
慶應大学は過去2シーズン連覇しており、今シーズンも早稲田から勝ち点を奪えば3連覇が達成されるというところでした。
一方私が所属していた法政大学は2012年の秋季リーグ以来、実に12シーズン優勝からは遠ざかっていましたが、今シーズンは好調で、早慶戦で早稲田が2勝1敗で慶応に勝つと勝率の差で優勝が決まる、という状況となっていました。
法政大学野球部には私も数回練習に参加させていただいており、今年の選手のポテンシャルの高さを知っているだけに、何としても優勝をして欲しいと思っていました。
そして1勝1敗で迎えた運命の早慶戦第3回戦、慶應大学が4-3とリードをして、9回表の早稲田大学の攻撃を迎えました。しかし「残り3アウトで優勝が決まる」というプレッシャーが慶應大学に襲い掛かります。
早稲田の先頭バッターが右中間を破るツーベースを放ち、さらにはワイルドピッチにより
無死3塁とチャンスを広げます。1死後フォアボールと盗塁により一死2,3塁と一打逆転の場面を迎えます。ここで早稲田実業時代に甲子園を沸かせた加藤選手が、大きな仕事を果たします。センターへの犠牲フライを放ち、ついに土壇場で早稲田が慶応に追いつきました。
なんとか最少失点で抑えたい慶應大学でしたが、続くバッターがセンター前にタイムリーを放ち一気に逆転!!
そして迎えた9回裏慶應大学の攻撃、3番から始まる上位打線を見事に3人で抑え、早稲田大学がこの接戦をものにしました。
この瞬間、法政大学の12シーズンぶり45回目の優勝が決まりました!!
法政大学は、毎年素晴らしい選手を揃えていましたが、ここ数年はなかなか勝ちきることができず優勝を逃していました。春季リーグも1点差での負けが重なり、5位と苦しいシーズンでした。しかしそれでも選手たちは自分たちの実力に自信をもち、秋季リーグへのぞみ、ついに6年ぶりの優勝を掴み取りました。
優勝回数も現在の1位、早稲田大学の45回に並び、1位タイとなりました。
また東京六大学を制したことで、11月から始まる明治神宮大会への出場が決定しました。
明治神宮大会は各地のリーグ戦や予選を勝ち上がった大学とのトーナメントによる戦いとなります。前回優勝し出場した2012年は、決勝まで勝ち進むも、惜しくも決勝戦で0-1で敗れ、準優勝で終わっていました。
現役選手たちには、長年苦しいシーズンを送ってきた悔しさを明治神宮大会にぶつけて、ぜひとも優勝を飾って欲しいと思います。