選手の指導をしている時に
プロ野球選手の例を参考に
出して
選手に教えようとすると
あまりピンときていないと感じる
選手が多くいます。
また好きな選手やなりたい選手は?
と質問してみても
「いません」という回答が
とても多い気がします。
確かに最近はテレビ中継も
減り
プロ野球を観る機会そのものが
少なくなっているのは事実です。
それでもこれから選手として
1回りも2回りも
成長して
いかなければならない
選手のあなたには是非プロ野球を
見ていただきたいです。
なぜか?
それは選手として成長する為に
必ずと言っていい程
必要なことだからです。
日本のプロ野球選手とは
日本にいる
何百万人にも及ぶ
野球人口の中で
選ばれた
約900人しかいない選手達です。
その中で普段私達が目にしている
1軍の試合というのは
プロの世界でも
更に選ばれた
選手達による試合なのです。
そうしたトップレベルの
選手達が
集まった試合だからこそ
球場に
何人もの人が
足を運び
試合を
観戦しにいくのです。
そうした選手達はいわば
「教科書」のようなものです。
プロ野球選手達は
厳しいプロの世界で活躍する為に
小さい頃から様々な
目には
見えない努力を
重ねてきたはずです。
その重ねてきた努力と成果が
プロの世界の試合という形で
私達は観ることができているのです。
そうした努力の結果や
成功例を
みて参考にしない手はありません。
プロ野球が全て正しい
というわけではありませんが
そこには現状であなたが
抱えている
問題の解決のヒントが
たくさん詰まっています。
守備であれば打球の
捕り方や、投げ方。
バッティングであれば
打ち方や
タイミングの取り方など
参考となる点は山ほどあります。
普段の練習も当然大切ですが
こうした「観て学ぶ」ことも大切な練習です。
また、プロの試合は自分が
上手くなればなるほど観るのが
面白くなります。
ただ打った、捕ったではなく
「どのように打ったのか
」
「なぜあんなプレーができるのか」
と
細かい技術に目がいくように
なっていくからです。
日本の代表となる選手の
プレーをみて
自分との違いを
見つけたり
良い選手の共通点を
見つけるなどして
技術を学んで
みてはいかがでしょうか?