1.全国の野球選手のレベルアップ
システムの普及により選手の能力を測定する習慣が生まれ、測定結果を基に選手の成長度合いやモチベーションアップを図ることが可能。ランキングによりチーム内だけでなく全国の選手との競争が可能。その上でどのような練習をするべきなのか？を考えながら練習する意識が生まれ球界全体がマイナスな意味での「精神論」や「根性論」から抜け出すことに繋がると考えています。

2.自ら発信していく時代へ/勝利主義からの脱却
SNSに投稿された動画がきっかけでメジャーリーガーが誕生する時代。スマートフォンを使えば全国どこにいてもアピールができる時代。しかし日本ではチームの勝利を優先するため選手の情報を隠すことが多いのが現状。ですが野球界は今、情報を隠すよりもアナリストを中心に集められた情報をどう活かすか？という方向にシフトしつつあります。コロナ時代の中グラウンドでのアピール機会が減少した選手たちのためにも今まさに野球界が一丸となって旧来の勝利至上主義の常識をアップデートしていくチャンスだと考えています。

3.未来の野球選手へ還元
身長や体重ごとの球速や足の速さ、また年齢ごとの能力平均など蓄積したデータの統計を分析し、どのような練習が有効なのか?また年齢や身長などに合わせてどのような取り組みが重要なのかなどのデータを収集し、未来の野球選手へ還元していき野球界の発展に繋げていきたいと考えています。さらには野球離れが進む中、未来の野球人口を創り出していくためにもこれから野球を始める未就学児の子供たちや野球を始める入り口となる学童野球チームへの野球教室や道具支援も積極的に実施していき野球の裾野を広げる活動を行っていきたいと考えています。