現一年生の選手へ

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

年が明け1ヶ月以上が経ち、いよいよ新学期が近づいてきました。4月になると3年生は卒業し
2年生は3年生へそして1年生は2年生へと進級します。現2年生は2年間という時間を過ごしてきていることと最後の年となることでメンタル面において、特に問題はないかと思います。

現1年生の選手は少し問題があるはずです。1年生は2年生になると同時に新しい1年生が入学してきます。下に新1年生が入ってきて、1番下の学年ではなくなります。それを喜ぶ選手もいるかもしれませんが、実際のところどうでしょう?

私が大学生の時に、1年生から2年生に上がり感じたことは、新入生が入ってくることによる脅威でした。今までは下級生ということで、競争相手は同級生と上級生だけの為、多少の甘えがあったと思います。しかし下級生が入ってくるとなるとどうでしょう。

競争は一気に激しくなります。野球は実力の世界です。下級生であろうと実力があれば
試合に出られる可能性があります。逆に上級生であっても実力がなければ試合に出ることは
できません。

監督としてもチームのことを考えると、同じレベルぐらいの選手であれば、将来性を考えて下級生に経験を積ませる方針の方もいらっしゃることでしょう。実際のところ、甲子園などをみても、強豪校には一年生から夏の甲子園に出て活躍をする選手もたくさんいます。

またメンタル面から見ても、2年生になると1年生に比べてチームに対する「慣れ」が出てきてしまいます。この「慣れ」が良い方向に向けばいいのですが、大抵の場合この慣れは悪い方向に
向かっていってしまいます。緊張感の抜けたプレーや緊張感のない練習でミスをしてしまうこともあるでしょう


対して入学してきた1年生は、新しい環境に良い緊張感を持って臨んできます。やはり練習においても試合においても緊張感はとても大切です。もし現1年生の選手が2年生になることで「雑用から解放される」と喜んでいるとしたら、それは大きな間違いです。

考えるべきことは雑用がなくなる、後輩ができるといったことではなく、自分がしっかりとチームで活躍できるかどうか、ただそれだけです。入ってきた1年生にいきなりレギュラーを取られないためにも、1年前の入部したての緊張感を思い返してみると良いかもしれません。

PS.もちろんチームとして勝つためには1年生の力も大切です。それは試合に出る出ないにかかわらず、チーム全体の雰囲気を一緒になって作っていくからです。ベンチやレギュラーを争う相手ではあるもののチームに早く馴染めるように先輩としても正しく後輩を導いてあげてください。

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