野球の上達には時には量も大切

こんにちは
新宿区マンツーマン野球レッスン
BASEBALL FUTUREの依田です。

野球の上達をするためには時には量も必要だということについて解説をしていきます。

目次

時には量も大切

「質より量」という言葉から量をこなす練習は「悪」であるというイメージが強くなってきました。確かに過度な投げ込みや走り込みといった練習は時代遅れ感があります。しかし本当に練習の質だけで上手くなれるのでしょうか?答えはNOです。やはり時には練習の量を増やすことも必要なのです。例えば球数制限にしてもただ球数を抑えれば良いということではありません。怪我をしないためのストレッチやインナー強化さらにはアイシングやマッサージなどのアフターケアも重要です。そしてそもそも怪我をしづらい投げ方を練習する必要があります。その上で体の動きを最適化するために時には量を多く投げることも必要なのです。特にまだ野球を始めたばかりの小さい選手は投げ方がぎこちないからといって言葉でごちゃごちゃと技術を説明してもうまくはなってくれません。それよりもまずは短い距離でも軽いボールでも良いのでボールをどんどん投げてもらって投げる動作や投げる楽しさを体で覚えてもらうことが重要です。これをせずに1日30球までと球数制限をしてしまうと一向に良いフォームが身につかないため逆に肩肘への故障リスクが高まってしまうことでしょう。もちろんだからと言って毎日毎日たくさんボールを投げさせてしまっては怪我をしてしまいますの注意は必要です。

モチベーションも高まる

投げる

そのほかにも「量」を増やすことによるメリットはたくさんあります。その一つに選手のモチベーションを高める効果です。一般的な感覚でいうと量を増やすと選手のモチベーションは低下してしまいそうです。しかしこれも使いようです。量をこなす練習に慣れてしまっている中学生や高校生には効果は薄いかもしれませんが、まだまだたくさんの練習をしたことがないという選手にとっては量をこなす練習は新鮮です。例えば1日に最高でも30スイングぐらいしか素振りをしていないという選手に対して練習で500回の素振りに挑戦してもらいます。もちろん強制的にやらせるというよりは上手く選手を乗せてあげながら一緒に取り組んであげるのが理想です。

素振り500回くらいであれば長くても1時間あれば行うことが可能です。そうして500回をやりきってみるとその達成感を味わうことができおそらく家に帰ってから保護者の方に「今日500回も素振りをした!」と嬉しそうにマメだらけになった手を見せながら話してくれることでしょう。こうした達成感は自信にもつながり野球へのモチベーションに繋がっていきます。

質も量も使い方次第

もちろん練習の質を求めることは大切です。しかし質ばかりに目がいってしまい量をおろそかにするとそれによるマイナス面も現れてきてしまいます。選手に毎日厳しい量を課すことはリスクがありますが時にはこうした量を意識して練習をさせてあげることも良いのではないでしょうか?

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