ハンデを欲しがる選手とそうでない選手

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

スポーツをしていると練習中でも常に競争があります。
野球で言えばピッチャーとバッターの対戦、長距離走や短距離走、遠投、球速、飛距離、スイングスピードなど。チーム内での競争や勝負を通じて、チームとしても個人としてもレベルアップをしていくことでしょう。

勝負は同学年の同じレベルの選手と行うこともあれば、学年が違ったり指導者と行うこともあったりします。同学年で行う場合も、種目によっては得意不得意があるため、やる前から勝負が見えてしまう場合もあるでしょう。

そうした時によくハンデを欲しがる選手がいます。

例えば走る種目であれば、ハンデとして距離を変えたり、スタートを遅らせたり、一打席勝負であれば投手が球速を遅くしたり、球種を事前に教えたりするなど、ハンデも色々あります。このハンデ、欲しがるのは小学生や中学生に多くみられる傾向があります。

ハンデを欲しい気持ちは、勝ちたい気持ちから出ているのですが、大きなハンデをもらって勝ったところで、その勝利に価値はあるでしょうか?

反対にハンデをいらないという選手も中にはいます。
そうした選手は年齢差を考慮してこちらからハンデを提案すると、それをいらないと断ってきます。同じ選手が、明らかに自分の方が有利だと思う時には、自らハンデを相手につけるようにする場合もあります。こうした選手に共通することは、相当な負けず嫌いということです。

ハンデを欲しがってばかりいると、どこかに甘えが出てきてしまい、上のレベルに挑戦する気持ちが芽生えにくくなってしまいます。逆にハンデを欲しがらない選手は、格上の相手に対しても常に対抗心を燃やして挑んでいく姿勢を持っており、負けてしまった時も本気で悔しがります。しかしその負けは、相手との本当の実力差を知ることに繋がり、それを糧に努力できるようになるでしょう。

スポーツに限らずどんな競技でも、トップにいく選手は小さい頃から格上の相手に挑んでいき、年齢が離れていても、自分が負ければ泣いて悔しがるそうです。

身体的な危険を伴わないのであれば、時には格上の相手にハンデなしで真剣勝負を挑んで、自分を磨くことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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