打撃/投球 軸足はどっち?〜体重を残せとは①〜

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

いきなりですが、あなたに質問です。
あなたが右投げ右打ちの場合、打撃においても投球においても、軸足となるのはどちらの足でしょうか?




おそらく多くの人が右足が軸足になると、思い浮かべたと思います。
「軸足に体重を残す」
という言葉があるように、打撃においても投球においても、後ろ側にある足を軸足として、そちら側に体重を残すのが良いとされています。

ではもう一つ質問です。
先ほどと同じく右投げ右打ちの時、打撃の場合はインパクトの瞬間、投球の場合はリリースの瞬間、動作の軸となる足はどちらの足でしょうか?




今度は少し迷った人もいるかもしれません。
しかしよく考えてみると、力を発揮すべき、このポイントでは打撃・投球ともに、軸足は後ろ足ではなく前足になっているはずなのです。
つまり軸足は必ずしも後ろ足ではなく、動作の中で切り替わっていくものなのです。
そして切り替わる時に行われるのが体重移動です。

それにもかかわらず、指導をする中で
「体重を後ろに残せ」
「軸足に体重をかけておけ」
という言葉をよく聞きます。

決して間違いだとは言いませんが、まだ経験の浅い選手が、この言葉を受けたらどう思うでしょうか?
そのままプレーをすれば、体重移動をせずにそのまま後ろ足に体重を残したまま、ぎこちないプレーをすることになってしまうでしょう。

そうなると、
「体重移動をしろ」
とも言われてしまうので、素直すぎるくらいの選手の中には混乱をしてしまう人もいることでしょう。

こうした混乱は投球よりも打撃に良く見られます。
なぜならば強い球を投げるには、自然と足を踏み出して、体重移動をしやすいのですが、打撃においては前足を強く踏みださずともある程度振れてしまうからです。
その結果、体重を後ろ足に残したままの弱々しい上半身だけのスイングになってしまうのです。
下の画像を見てみましょう。

上側のスイングがインパクトに向けて、軸足を後ろ足から前足にスムーズに移したスイングです。
下のスイングと比べると最後に後ろ足のかかとが上がっており、後ろ足には体重がかかっていないことがわかると思います。

対して下側のスイングは、後ろ足のかかとが下がっているため、体重を残したままスイングをしてしまっているのが良くわかると思います。
これでは体重移動の勢いを利用することができないばかりか、スイング軌道も悪くなってしまうため、ミート率、飛距離ともに伸びないことは明白です。

では体重を残せとは、どういうことなのでしょうか?
これについてはまた次回お伝えします!!

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